小唄・三味線教室 蓼 加津柳

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2024/06/21|小唄
小唄 宵の口舌 
※七夕に開催する社中の浴衣浚いでお弟子さんか唄う小唄を解説します!
第二弾は「宵の口舌」

宵の口舌 作詞:不明 作曲:初代清元菊寿太夫か?

宵の口舌にしらけたあとを
啼いて通るや時鳥(ほととぎす)
松の嵐に夢うちさめて
明日の別れが あああ 思わるる


宵:夜のまだ深けない(おそくない)頃。
口舌:恋人同士の言い争い。痴話喧嘩。
白ける:興がさめる。気まずくなる。
啼いて:鳴いてに同じ
うち:接頭語として意味を強め、音調を整えるために使う。


宵の口舌(加津柳の解釈は・・・)

せっかく久し振りに逢った二人なのに、
夜になって言い争いをしてしまいました。
お互いに意地を張って、話す言葉もなく、
気まずい・・・
すると、夜の静寂(しじま)を破って、ホトトギスが「テッペンカケタ〜!」
と鳴きながら飛んでいく声。
思わず顔を見合わせた私たち。何だか笑顔になって、良かった。
それからしばらくは、ウトウトと幸せな眠りの中にいたけれど、
大きな松の木に風が強く吹き付ける音で起こされてしまった。
朝になれば、またしばらく会えなくなるのを思うと・・・



昨年、今年と 夜明け前より早い時間、例えば3時とか2時半に
ホトトギスが「テッペンカケタ〜」なのか「特許許可キョ」なのか、
そんな賑やかな声で鳴くのを、布団の中で聞くことが出来ました。
半端な私の知識では、夜を徹してホトトギスの鳴き声を聞くために起きて待っている楽しみ等「昔の人がホトトギスの声を珍重していたらしいぞ」と思っていましたから、耳を澄ませば昼間でも聞こえてくるホトトギスの声にびっくりです(゚Д゚;)。ところが調べてみると、ホトトギスは夜しか鳴かないのではなくて「夜でも鳴く」鳥なのだそうです。
それともう一つ仕入れた知識ですが、
ホトトギスはウグイスに托卵するので、ウグイスのいる周辺にはホトトギスもいる。
私の住む辺りは、春になるとウグイスの声はよく耳にします。
年々多くなっている様にも思います。
それで、ホトトギスも多くなっているのでしょうか。