元祖支那そばの　麺処とん太郎

ニガリとは基本的に海水を原料とする塩のみに含まれています。海水には、水96.5％に対して塩類が3.5％含まれています。この塩類の中の78％が塩化ナトリウムで、残りがマグネシウム、カリウム、カルシウムなどです。この塩化ナトリウムを除いた塩分の成分を総称してニガリといいます。そしてこの成分が塩の味に複雑味や厚みを持たせる効果があるのです。
当店で提供する塩ラーメンは、備前岡山の海水から作る正真正銘、国産原料100％のニガリ塩を使用しています。塩味のカドの少ないまろやかさで、深い味わいが特徴です。ちなみに岩塩には、ほとんどニガリ成分が含まれていません。これは長年地中に埋まっている間にニガリ成分がほぼ抜けるためです。色も金属成分や不純物によるものです。ニガリ成分とは無色のものです。いろいろ述べてきましたが、ニガリ成分がしっかり入った当店の塩ラーメンは、この春新メニューに加えて以来、舌の肥えたお客様より絶大な評価を頂いております。元祖支那そば同様是非一度ご来店ご賞味いただきますようお待ち申し上げております。
ギャラリーとん太郎もお楽しみください。
画面の絵は湘南平から見た箱根連山に落ちる夕日です。題名は（予感のとき）です。　大きさ50号