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2025/03/25 8:24:44|野鳥関係
花粉汚染の「シジュウカラ」だと思われる

3月25日の撮影。

「ヨーロッパシジュウカラ」が出ていると教えて頂いた。初めて聞いた名前なので、手持ちの図鑑を見たが載っていなかった。

ネットで確認すると、ヨーロッパ全域と中東と中央アジアで普遍的な種であり、東はアムール川まで南は、北アフリカの一部にも分布しており、一般的には広範囲に生息している。大半のヨーロッパシジュウカラは、厳冬期を除いて渡りをしない。この種は2005年DNA研究で他の亜種とは異なることが示された。2005年の種分割がなされて以降、日本鳥学会はParus major種の標準和名を日本鳥類目録に記載していないが、輸入販売を行うペットショップ等でこの表記が使われるなど「ヨーロッパシジュウカラ」が通俗的な和名として定着している。とあった。(ウィキペディアフリー百科事典より)
日本の「シジュウカラ」は留鳥である。ならば、篭脱けかと思って行ってみた。ウィキペディアフリー百科を見ると写真も載っていた。解説には腹部が黄色く背中のオリーブが濃いとあった。

11時頃に現地に着いたが、皆さん手持無沙汰の様で「ホオアカ」や「チョウゲンボウ」を撮っていた。
既に来ていた知り合いに聞くと、もう少し前まで出ていた様だ。濃い個体や薄い3個体が居るそうで、撮られた写真を見せてくれた。
3個体と聞いて?と思った。珍鳥の多くは単体で見つかる事が多い。今回は篭脱けと思っていたが仲間で渡って来ていたのか。

暫くすると、5羽くらいの「シジュウカラ」が登場。中に黄色い腹の個体を見付けて沢山シャッターを切った。その中に少なかったが、ピントの合った個体が写っていた。濃い個体から薄い個体がいて、写真を撮る角度で濃淡が異なって写っていた。本物かと期待したが、背中は日本の個体と同じ色合いで、濃いオリーブ色ではなかった。

家に帰ってPCで写真を拡大してみると、頭や胸の黒い部分に黄色い花粉らしいものが着いている。数枚の写真を拡大して確信した。これは花粉に染まった「シジュウカラ」であると。

過去に柳沢峠で胸から腹に掛けてまっ黄色な「コガラ」を撮り、山階鳥類研究所に数枚の写真を送り見てもらいましたが、花粉に汚染された「コガラ」と回答を頂き納得した事があり、今回は期待しないで醒めた目でみたつもりです。その結果、花粉汚染された「シジュウカラ」としました。

写真1~3枚は色の着いた「シジュウカラ」花粉汚染の説明を入れた
写真4枚目は参考に、2011年5月10日に柳沢峠で撮った花粉に染まった「コガラ」



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アマツバメ
有難う御座います。
やはり、本物は腹部全体が黄色なのですね。
決定的なのは、黒い部分が黄色に染まっていた事でした。花粉の汚染がないとするには、黒い部分と黄色の境がクッキリしていなければいけませんね。
貴重なご教示感謝します。

トシ  (2025/03/28 11:41:09) [コメント削除]

正しい同定と思います
トシさん
 的確な判断ですね。
 この個体は下腹部は黄色いですが、わき腹が白く、黒い部分にも黄味があります。
 私は、通称ヨーロッパシジュウカラをモンゴル、ポルトガルほかで撮っていますが。腹部全体が黄色いのが特徴です。
 また、貴重な画像、お願いします。

アマツバメ  (2025/03/27 16:07:03) [コメント削除]

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