5月下旬の撮影
中華人民共和国北部、モンゴル、ロシア(ウラル山脈以東)で繁殖し、冬季になるとインド北部、中華人民共和国へ南下し越冬する。日本には越冬のため少数が飛来する(ウィキペディアフリー百科事典)。
稀な冬鳥であるために遇える機会は少ない。そんな「ハイイロガン」が複数のブログにアップされた。 私は見たこともない。近場なら挑戦したいと思い情報豊富な鳥友に問い合わせて教えて頂いた。
近場ではなかったが、遠過ぎると尻込みするような距離ではない。時期が時期であるし、直ぐ抜けてしまう可能性がある。行ける日を考えたが、翌日は来客の予定で抜けられない。現地の予報天気では明後日から2〜3日は雨である。それなら今日行くしかない。今日なら曇りで風は弱い雨は大丈夫そうである。時間は午前9時前である。昼には着けるだろうと思い、急ぎ支度をして出発した。
12時過ぎに現着した。中々遇えない鳥なのにカメラマンは1人もいない。ブログの写真は田んぼの緑に囲まれている綺麗な写真が並んでいた。それも近距離で撮れた様だ。 田んぼを見回しても姿がない。車でゆっくり探し回ったが見付けることが出来ず、既に抜けたかと思った。 ポイントの田んぼの近くに大きな川が流れている。そちらとの往復もある様なので土手に上ってみると、対岸近くを上流に向かって泳ぐ「ハイイロガン」が認められた。 川幅が100m以上ありそうでしっかりと撮れない。私もそれを追って上流に向かいつつ、証拠写真でも良いからと撮った。 途中、カメラの液晶で確認するが、あまりにも写りが悪い。これでは帰れないと、三脚を担いで更に土手を歩いた。
500m近く歩いた所に大きな人道橋があった。その手前に浅瀬があり、「ハイイロガン」はそこでゆっくりとしている。人道橋を渡り、対岸から撮った方が良さそうであるが、今居る場所からなら周辺の葦の緑が入る。しかし、距離は遠い。一応それを撮ってから人道橋を渡り対岸に行った。
対岸には2人のカメラマンがいた。この日、やっとカメラマンに会えた。その後、3人が加わったがそれだけだった。中々遇えない「ハイイロガン」であるが、わりに人気がない。それとも殆どの人が既に撮り終えたのか。
対岸からでは川面しか入らず、こちらを向いて呉れなかったので良い写真は望めなかったが距離は近かった。 暫く撮って帰ろうとすると、夕方になれば田んぼに向かい飛ぶと教えてくれた人がいたが、遅くなると道路が混みそうだし、帰路も3時間以上は掛かるので諦めて帰ってきた。 証拠写真ばかりだったが、一応初撮りである。良かった。
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