3月11日の
東日本大地震以来、各種催しが
自粛の名の下に中止されています。
先日のコミュニティ紙に、
湘南ひらつか七夕祭りの開催についての記事がありました。
市長とお役人の打ち合わせで
中止が決定され、
商工会等には事後通告だったとか・・・。当然、
商工会は反発、話し合いの行方は判らなくなっているそうです。
その記事の隣には、
仙台の
七夕祭りは
こんな時だからこそ実行すると書かれていて、実行委員の方から
七夕祭り開催へ
エールが送られたとの事。
被災地の方から
エールを貰ってどうするんですか?
そもそも、
平塚の
七夕祭りは
戦後の復興を願って始まったものだったハズです。そんな
七夕祭りを、
今やらないで何時やるのでしょう!?各所からの
反発や、
警備の問題など、いろいろと大変なことは判っていますが、
工夫すれば何とか出来るのではないでしょうか?
高来神社のお祭りは、
昨日から明日まで予定通り行われています。本来、夜に御神輿を山に上げるのが慣わしなのですが、今回は
昼間に行いました。何時もなら参道に灯篭を並べて灯すのですが、今年は
灯していません。出店の露天商も数を減らして、神社の周辺
極僅かな場所だけ。こんな時だからこそ、
規模を縮小してでも
やる事が大事なのではないでしょうか?
今、
自粛と言えば耳障りは良いですが、本当にそれで良いのでしょうか?お祭りを
自粛しても、
被災地域の方の力になれる訳ではないと思うのです。
自粛が続けば、
店舗や
企業の
損失が大きくなり、来年の決算で赤字計上・税金の還付と言うことになり、国庫がさらに苦しくなって、
復興の為の資金すら底をつくかも知れません。
また、
被災していない地域の産業が振るわなければ、
被災地への手助けも難しくなってくるでしょう。
あれだけの
大災害です。
復興には
長い年月がかかるでしょう。それを支えていくためにも、
被災しなかった地域が
元気でなければいけないと思います。あちらこちらのおえらいさん達も言っているではないですか。
「自粛の自粛をお願いします。」と。<写真はお祭りの様子>
左:夕闇せまる神社境内(2011年4月16日撮影)
いつもなら、山神輿の開始時間で賑わっているのですが・・・。
中央:桜と鯉のぼりとお祭り
いつもなら、この時期には桜は散ってしまっているのですが・・・。
右:毎年来てくれているべっこう飴屋さん
いつもなら、こんなに近い場所ではないのですが・・・。
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