ぺんぎん通信

”ぺんぎんな人”の暮らしぶり ~1年365日 ペンギンと一緒~
 
2007/04/07 0:10:01|日々の映像と音楽
映画『Happy Feet』で考える

先日ようやく、『踊るペンギンムービー』という触れ込みで話題の『ハッピーフィート』を見てきました。
音楽洋楽のオールディズ(?)でなかなか良いと言う話なので、どうせ見るなら字幕です。ところが、以前の記事に書いた前売り券の一枚がワーナーマイカルシネマズ専用で、しかも、字幕は海老名まで行かなければ見ることが出来ませんでした。
上映していない物は仕方がないので、ちょっとドライブを兼ねて、海老名SATYまで見に行って来ました。

前評判通り、音楽は懐かしい洋楽(替え歌になっている物も!)が沢山流れていたし、リアルなペンギン達はとてもよく動いていて、本当にノリノリの映画でした。ペンギンが集団でダンスするシーンなどは迫力満点で、全く最近のCG技術は進歩したものだと感心しました。
お話はというと、まあ、そこはミュージカル、大して入り組んだ筋があるわけではなく、マンブルの魚不足の原因を探る冒険の旅の物語なのです。しかし、歌えないマンブルが皇帝ペンギンのルッカリーから追い出されるシーンでは、思わずじ~んと来てしまいました。
勿論、娯楽作品なので、アデリーペンギンの群れの中に何故か南極には無いはずのイワトビペンギンがいたり、幼鳥の羽毛では海の中を泳ぐことは出来ないハズなのにマンブルがスイスイ泳いでいたり、いつまでたってもマンブルが換羽しなかったりと、おかしな箇所はいくつかありますが、それを差し引いても十分楽しめる映画でした。

ところが、魚不足の原因はなんと・・・。
これで、感動も薄れ、もすっかり乾いてしまい、ここまでの全てが水の泡となってしまいました。

日本ヨーロッパなどの魚を食べる国では、過去にこういう事をしていた時期もありました。それは事実なので糾弾されても仕方ありません。しかし、それだけが問題であるかのように描くのはちょっとおかしいのではないでしょうか?

今、南極大陸がどんな状況にあって、ペンギン達がどんな危機に直面しているか、そして、温暖化がそれらの大きな要因になっていて、地球全体で対策をしなければ手遅れになるのだと言われて久しいです。それなのに、せっかくごみの問題を提起しておきながらも、温暖化には触れず終いでした。
ハッピーフィートはアメリカ映画です。アメリカは未だに京都議定書サインをしていないので、そこは『不都合な真実』には目をつぶったってことでしょうか?
アメリカに不都合な事には触れず、アメリカ以外の国の過去の過ちだけを描き、魚をほとんど食べないアメリカに都合の良い解決方法へと導く辺りは、いかにもアメリカ人のためのアメリカ人によるご都合映画だと感じてしまいました。

辛口な批評になってしまいましたが、魚不足の原因とその解決方法を除けば、ぺんぎんな人にとって最高のペンギン映画だと言うことは間違いありません。
ちなみに、先の『皇帝ペンギン』の時に「ここ数年で一番つまらない映画。」と言っていたペンギンに全く興味のない家人其の一も、「最後を除けば、ノリノリで良かった。」と申しておりました。
私にとっては、地球環境問題に対する意識の温度差を考させられた映画でした。

<写真はハッピーフィートとペンギン>
上:パンフレットとグッズ(クリップホルダー)
中上:映画館にいたマンブル人形(身長130cm位)
 ジャイアンと同じ身長なのに小さく感じます。
中下:駐車場のゲームセンターにいたペンギン
 内側と外側が別々に回って、同じ人形を揃えるゲームで、
 子供向けスロットと言ったところです。
下:シースルーになったトミカ(以前は紙の箱でした。)
 紙の箱は絵が描いてあって捨てれないので、
 ごみ減量化に繋がるのになぁ・・・。
 ってなこと言うのは、ぺんぎんな人だけかしら?




     コメント一覧
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なんのかんの言っても・・・
DVDが出たらやっぱり買っちゃうんですよね~っ。でも、見るときは、あのシーンは飛ばして見ることにしよう!?
そう言えば劇場の売店で、サントラ売っていたのですが、買ってくれば良かったなぁ・・・。

ちょっと後悔のpenguin  (2007/04/13 16:52:22) [コメント削除]

考えさせられる~
政治的な問題とかが、
楽しい映画に影を落としていることは、
よくあるよね~
立場が強い国ほど、自分の都合で作ってしまう気が・・・

こたまま  (2007/04/09 0:53:15) [コメント削除]

単に娯楽
作品に終わってない映画って訳ですね?
ペンギンさんの感想を読んでからの方が、この映画に対する興味が増しました。時間が取れたら行ってみたい。

midirikko  (2007/04/08 22:31:47) [コメント削除]

ノリノリ♪の・・
娯楽映画だけではなかったのね・・うーむ!
考えるウシ君  (2007/04/08 16:05:07) [コメント削除]

そんな
オチがあったとは・・ただの楽しい映画だけじゃなかったのですね~ アメリカイズナンバーワンチックな映画ってちょっとひくかな・・
HANA  (2007/04/07 22:54:03) [コメント削除]

ほほ~っ
これは益々、見に行かなきゃ・・ですね。
アメリカの表現には、「あいつが敵だ~っ!」といった部分がありますが、その分対策をするとなると「しがらみ」に縛られずどんどん行うのも「アメリカ」
その根底に「アイム、ナンバー、ワン」の思想があり、愛国心もある・・・
日本とは根本的に気質が違うんだなあと常々感じます。。。
ちなみに、フランス気質も一種独特ですね

playing  (2007/04/07 10:54:59) [コメント削除]

ちょっと
観てみたい♪
ポチョっこ  (2007/04/07 10:38:58) [コメント削除]

見たんだ~!
かあちゃんも子どももこの映画見たいんだ~
内容は色々と考えさせられそうですね・・・
ノリノリの洋楽懐メロが流れてしまうのか~
踊らないようにガマンできるかな~?

one-nyah  (2007/04/07 0:22:56) [コメント削除]

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