皆さん、こんばんわ。
いつも私たちの活動に協力していただき
ありがとうございます。
今回は、ある企業の方から、
『お問い合わせ』を受けた際に言われた事について、
アップします。
他の皆さんにも、私たちのやっている活動について、
正しく理解して頂くためでもありますので、
よろしくお願いします。
まず、私たちが行っている『活動』について、
『キャップの回収活動』だけをやっていて
活動は成り立つのか?
という意見がありましたので、
お答えします。
基本的には、私たちの行っている活動は、
完全な『ボランティア』であります。
もちろん、キャップを『リサイクル業者』に
買い取って頂く時点で、『お金』が発生しているのですが、
その『お金』のやりとりも、『認定NPO団体』に寄付を
させて頂く事で、『ちゃんとした活動』をしていると、
市民の皆さんに、理解してもらっています。
もちろん、私たちにとっても
『活動』を継続していくにあたって、『多少のお金』は
必要なんですが、それらの『お金の確保』については、
『市民活動団体』として登録していただいている
『ひらつか市民活動センター』において、
年に1度開催されている『センターまつり』等で、
『模擬店』をやったりして、
最低限、必要な『活動資金』は、確保していたりしています。
市民の方からの『寄付』や、平塚市が行っている
『市民活動ファンド』などは、一切、もらっていませんし、
『市民活動ファンド』自体にも、1度だけ『入門コース』に
申し込んだ事はあったけど、『審査』に通らなかったので、
それ以来、
『自分たちの活動は、無理をしない範囲で
展開していこう。』
ということで、他のメンバーとも話しあって、
現在のカタチになっています。
元々、何か『事業等』を起こす時って、
『企業会計原則』の考えから、『リスク』を
なるべくかけないようにしますよね。
自分たちも、それと一緒で
『なるべくリスクをかけないカタチ』で活動をしています。
というか、最初から『リスク』が大きいと
活動自体が、長続きしません。
『ボランティア活動』をしていたって
普通に『会社』を経営していたって、
『元になってる考え方』は一緒なんです。
『市民活動団体』としての『規模の拡大』とか、
『もっといろんな事にチャレンジしてみたい』とか
いう気持ちも、あるにはあるけど、現在の状況では
『まだ無理かな?』っていうのと、メンバーが
『高齢』の方たちばかりなので、『無茶な事』をさせられない。
という思いがありますので、小さな事からコツコツと、
地味に、今の活動を行っている次第です。
メンバーが『高齢』という事もあり、『回収の依頼』を頂いても、
すぐにはお受け出来ない。という欠点もありますが、
もっと『若い人たち』が、私たちの活動に
関心を示してもらえれば、『市民活動団体』としても、
大きく成長するんじゃないかな?って
個人的には、思っています。
『1銭にもならないのに、
こんな活動に協力できるか!!』 って
言って来る、大人の方々がいっぱいおります。
『1銭にもならない』と思うんだったら
『どうやったら、お金を得られるか』をまず、
はじめに考えてみろよ。
って、思うんだけど、皆さんそういう
『影の努力』を一切せずに、 『結果』だけで、
物事を言ってきます。
『結果』さえよければそれでいいのか?
いやいや、そうじゃなくて実際は、
『ボランティア活動』に対する
『偏見』があったりするんじゃないか?
自分は、そう思うのです。
実際に、自分たちが活動をしていても
『企業さん』とかから、『問い合わせ』が来たりすると、
『一般の方』と違い、ほとんどの方が、
『活動に対する偏見』を持ってたりする場合が、
ほとんどです。
『会社』としての『社会貢献活動』として、
『キャップ』を集めてるけど、
『どこに持ってったらいいかわからない』 って言うから、
こっちが応対してるのに、
『社内の別の担当者が、
別の団体に回収をお願いしちゃった』とかで
いきなり『ドタキャン』される事もあるし。
『ドタキャン』するくらいなら、
はじめから、そっちの団体に頼めよ。ヽ(`Д´)ノ
って、言いたくなります。
こういう事があるから正直申し上げて、
『企業さんや団体さん』等からの依頼は
受けたくないのです。
まだ、『一般の市民の方々』の方が
理解はあります。
『このキャップを、自分たちに渡して
何のメリットがあるのだろうか?』
なんて事を考えている『団体の代表者さん』や
『企業の経営者』の皆さん。
申し訳ないけど、そのような考えを
持った方からの依頼は、こちらから
『お断り』させて頂きたいです。
この『活動』をやっている自分たちにとっては
『活動を継続していくため』に、いろんな方法を
考えたりしますけど、最初の段階から、
『ビジネスありき』という感じで、企業さんに来られてしまうと、
こちらとしても参ってしまいます。
もちろん、この活動自体を、
『ビジネス』に転換していく事は可能です。
可能だけど、それをしちゃうと、
『ボランティア』という概念から外れてしまいます。
せっかくの『市民からの善意』なのに
お前は、何やってんだ。
そういう事も、言われてしまうかも
しれません。
まあ、『ビジネス』として、この団体を
やっていくのだったら、『キャップの回収活動』とは別に、
『収入のベース』になるモノを、作っていかねばなりません。
それが成功して、初めて『ビジネス』として
成りたつんじゃないかって自分は思います。
でも、今の段階では
まだ『ビジネスにしよう』とは思っていませんし、
今まで通り『キャップの回収活動』に
チカラを入れて行こうと思っていますので、
皆様、これからもよろしくお願いします。