フィリピン　マニラに家を建てたら

明けましておめでとう御座います。
２０１２年１２月２６日〜２０１３年０１月０５日までの建築進捗状況です。
建てると云うより積み木を積み上げている様でいつ崩れてしまわないか心配です。垂直、水平、等間隔などなど心配したらキリがありません。完成した時にヤッターと言えるのかどうかです。

基礎コンを打ち始めましたコンクリートミキサーも快調です長年経験を積んだ感で適当に水、コンクリート、小石、砂利を入れ数分こねて出来上がり。１回に２００キロ位出来ますこれを手渡しバケツリレーで基礎の鉄筋の穴に適当に入れていきます。中はまだ水がひたひたに有りますがお構いなしにコンクリートをどんどん入れていきます。日本では横にもう一つ穴を掘り水をそこに逃がしてコンクリを打ちます。こちからあーやれ、こーやれは言わないようにしています適当に建てるなら彼らにやらした方が上手くいくはずです。

家を建てる前にフィリピンでの儀式ですこれはルソン島マニラ、パンパンガ周辺での風習と思います。支柱を建てる為に穴を掘った所総てにコインを投げ入れます金額にして１０００ペソ２０００円位３００枚です。アヒルのつがいです前の日に市場で購入して来ました。翌朝首を切って血を穴の中に注ぎます生贄の意味でしょうか。まだ完全に死にきっていないので羽や足をばたつかせます。この二匹のアヒルは作業員の昼食に食べられます。シニガン（酸味スープ）カレカレ（ピーナッツソース煮）になりました。

色々厄介事が発生です。まず円安です８月にフィリピンの市中両替所で一万円を両替すると５３００ペソ前後に両替出来たのですが今現在４９００ペソ前後です一千万円で四十万ペソのロストです。選挙の結果ではこの先まだ円安が進むのでしょうか。地中からの湧水が止まらないうえに量がかなり有りバケツでの汲み上げが間に合わず水中ポンプの投入となりました。地中から太平洋戦争時に使われた爆弾の破片が出てきましたがこれ以上危険もなければ価値も無いので処理しました。一番の問題は隣地です写真を見て下さい。正面右１階トタン部分から２階、右奥一階コンクリートの部分を解体が出来ない状態でいます。この部分を解体するとお隣さん２軒の部屋が窓無しのいきなり部屋に成ってしまいお隣さんの修繕待ちですが此方の家が完成前には強制的に此方の古家の未解体部分を解体します。