フィリピン　マニラに家を建てたら

だんだん作業員の数が増えてきました主屋と貸家に同時に作業を進めている為です。作業員は一現場、日数の短期請負契約です。次回の作業の契約のあてはありません今いかに自分が良く働き仲間内から信頼され揉め事を起こさず等々をエンジニアにアピールして次回の現場に使ってもらうよう心がけます。

もうここまで出来て来ましたと言うか未だここまでしか出来ていないのかと言うのか私としてはもうここまでと言いたい。皆それぞれ頑張って仕事をしています、解体から今日現在まで約１００日実働６０日平均１０人延べ人数６００人になります。二階の壁も建ち上がり階段もセメントを打ち容易に上がって行くことが出来ます。母屋と貸家の間が約３mですので中間にフェンスも入れられずセキュリティを考えねばと思います。アパートの店子さんを信じられないのかと思いますが。

この写真は１月２５日〜２月３日に掛けてのものです。貸し家の方に進んで来ましたが実を言うと口約束では母屋の完成を見て評価後貸し家の建設に取り掛かる筈でした。良しとしましょうエンジニアも熱心に建築に励んでいるのを見ると話が言い出しずらいです。

この風景は縁日やお祭りのために通行止めにしているのではありません。学校の終業時間に合わせて１日２回ＰＭ １２：００〜ＰＭ １３：００までＰＭ １７：００〜ＰＭ １８：００まで通行止めになります。マニラでは日本とは逆に子供の数が年々増え続けています公立学校もなかなか新規に建設されませんので午前、午後の２部制で学業をしのいでいます。日本でも昭和３０、４０年代の通学風景を思い出します。子供の送り迎えは各家庭で行います。お母さんやお父さんが徒歩や自転車、バイクで送り迎えに来ます。しかしバイクの３人乗りやノーヘル等交通マナーは非常に悪く傍から見るとゾッとします。幌の掛かっているサイドカー付きバイク、サイドカー付き自転車は月極で送り迎えする業者です。

フィリピンの上水道は水質が悪く浄水器がなければ洗濯水、洗車、水撒き等に使う他ありませんそのまま口に入れる事ができません今回建築にあたり薄緑色の酸素ボンベ状の大型の浄水器で大きなゴミを濾過し小さな浄水器で細かなゴミを濾過します。しかし細菌類は除去出来ませんのでヤカンで沸騰させた物を煮炊きや飲料水に使用したいと思います。シャワーに使う給湯器は電気の物が一般的に普及しています湯量がどの位出るかメーカーに聞かなくては解かりません。最後に家と貸家の間の通路に設置する通路灯及び軒先に吊るすランタンをLEDでの設置を考えています。総てマニラのスーパーマーケットで買い求めます今や特にマニラでは必要なものは日本と変わりなく手に入れる事が出来ます。