大磯町郷土資料館ノート Oiso Municipal Museum

 8月23日（土）、大磯運動公園周辺にて花暦調査を行いました。
途中から雨が本降りとなったため途中で中止となりましたが、多くの植物を確認できました。その一部をご紹介します。
 
 
キンミズヒキ（写真1）
7～9月に花をつけます。ミズヒキのように花序にいくつもの花が咲きます。キンミズヒキはバラ科なので、よく見ると花弁が5枚あることがわかります。
 
アキカラマツ（写真2）
7～9月に花をつけます。花弁よりも花糸とその先にある葯が目立つ花です。
 
ワレモコウ（写真3）
8～10月に花をつけます。赤紫の部分は花ではなくガクです。
 
 
番外編
アケビの実が実っていました（写真4）。秋が近づいてきたことを感じさせてくれます。
 
皆さんも散歩ついでに花を探してみてはいかがでしょうか。

5月24日（土）花暦調査を行いました。
前回の調査から調査順路を変更しました。今回も順路を少し変え、大磯運動公園北側から西小磯谷戸へと入るルートをとりました。
田畑の間や森林、丘の斜面など異なる環境を通るため、植物の変化がよく見られます。
花が咲いている植物については、アレチギシギシなど一見すると花には見えないものから、コヒルガオなどの花らしいものまで多様な種類が見られました。
では、写真にて一部ご紹介します。
写真（上）　「カラスビシャク」です。どれが花なの？と思われるかもしれませんが、茎の内側にある黒い部分が花の密集している花序です。花には見えませんので、見過ごしてしまいそうです。
写真（中）　「ガマズミ」です。小さな白い密集した花が可愛らしいですね。この地区を歩いていると、比較的よく見かけます。
写真（下）　「ゲンゲ」です。「レンゲ」「レンゲソウ」と呼ばれています。かつては肥料になるため水田に蒔かれたため、レンゲ畑を見かけましたが最近ではあまり見かけなくなりました。

花ではありませんが、食べられる実をいくつか見つけました。モミジイチゴやクワの実がなっています。
 

5月10日(土) に海岸の植物調査で会員の皆様と北浜海岸を歩いてきました。
北浜海岸は花水川河口から大磯港までです。
海岸は砂地なので植物があるようなイメージはないのですが、行ってみると意外とはえているものですね。
特に堤防のすぐ下には、花畑状態のハマヒルガオが！(写真上)
他にもハマニガナ(写真中)やハマダイコン(写真下)などの花が見られました。
狭い範囲でも植物がある所とそうでないところ。花が咲いている所とそうでないところがあって、散策するだけでも楽しい場所です。
日差しが強くなってきましたので、散策される方は帽子を忘れずにお持ちください。
 
 

4月26日(土)に花暦調査を行いました。
これまでは大磯運動公園にて調査を行っていましたが、今回から西小磯谷戸(大磯運動公園の東と北側)に足を延ばします。
 
発見した花の一部を写真にてご紹介します。
シロバナタンポポ(写真上)、ムラサキケマン(写真中)、ホタルカズラ(写真下)
シロバナタンポポは1輪しかありませんでした。
ムラサキケマンやホタルカズラは歩いているとチラホラ見つかります。
すっかり春らしくなりましたので、シロバナタンポポを探しに出てみてはいかがでしょうか。