うえきや蔵門★おきらく日記

我が家では部屋の中に、よく虫が歩いている。
「また、つれこんだだろう！」家人によくしかられる。

今日は小雨の中、まったなしの作物を収穫。
新聞紙を敷いて、部屋で仕分けを行う。

リーフレタスの下葉にちょっと大きめのナメクジがついていた。
その葉っぱをナメクジを乗せたまま、脇へよけて仕分けを続ける。
１分後、他の葉には虫がいないことを確認して、先程のナメクジを外に連れ出そうと葉っぱを拾い、「しまった！」と思わず叫ぶ。

ナメクジは我が身の危険を察知してか、葉っぱの隠れ家を捨て逃走を図ったのだ。
「奴の足では、そう遠くにはいけないはずだ。探せ！探し出すんだ！」
刑事ドラマ調の曲を心で歌って気持ちを高めながら探すこと数分。
見つからない・・・。

どうしよう・・・、また怒られる・・・。

《写真》この時期は朝市は月数回やって欲しい。

脚立を積んで、
忘れ物がないかチェックして、
軽トラを転がしながら、段取りを考える。

そんな、当たり前のことの繰り返しだけど、
この緊張感が、やみつきになる。

だから、続いてるんだろうな。

《写真》お客さんとこの”こてつちゃん”
そーっと足元に来て、『どんっ』と頭突きをしてくる。無視してると、知恵の輪くぐりのごとく、八の字で足にまとわりつく。はいはい、遊んでほしいのね。

ココロは青空が大好きだけど、

カラダは雨の日が大好きみたいだ。

いま、雨バージョンのワタクシです。

《写真》毎月恒例の朝市出店。小雨決行！
今日は、いつもにまして、きれいに並べる余裕なし。きゃ〜っと言う間の３０分勝負でした。半分売れたあとに、「あ、そうそう、写真とろとろ！」と気づいた図。

昨日、仕事帰りに友人宅に寄り、包みをもらう。
自宅に帰り、手を洗ってさっそく封をあけると、
手作りのガーリックトースト他２種トースト。

「うきゃっ」と喜び、
急きょ、夕飯のおかずを、ワイン用に変更する。
�@生パスタのオマール海老のソース
�Aチクワとオニオンスライスのせ山盛りレタス
�B根菜とスナップエンドウと鶏肉のスープ
�Cブロッコリーとエリンギのベーコン炒め

これに、いただいた前菜で、ワイン晩酌は完成だ！
せっかくだから、久しぶりに食前酒もつけちゃえと、
希少な”さるなし酒”をグラスにそそぐ。

ここまでは、幸せそうな夕餉の支度の図だったのですが・・
以下、地獄絵。
ぼろぼろの体の左手に力入らず、さるなし酒のボトルを滑らす。
ボトルの５分の４は机にこぼれる。
流れ出た液体は、おかずの島々をなめるように流れ、やがて椅子の座布団をぬらし落下、床下収納の継ぎ目から、納戸へ注ぎ込んでいった。
一年に少量しかしこめない、なおかつ、我が家でつくる果実酒の中でも最高ランクのお酒が〜床下に〜。

このあと、疲労と空腹と自己嫌悪とどろどろの気分で、台所の掃除２０分が科せられました。ふつーに、ビールと前菜で乾杯しとくんだった・・・。

《写真》例年通り、松のみどりと触れ合う日々

あまり大きな声では言えないけど、
たとえ、大好きな松の手入れでも、
一日、６本もくもくと、取り付いてると、さすがにちょっと飽きてくる。
おまけに今日は、はんぱなく、暑かった！

３時に、出していただいたお茶を飲み干してしまい、放心した顔で通りを眺めていたら、
現場の斜め前のお宅からご主人がでてきて、「よかったら、ど〜ぞ」と右手を差し出す。
驚いて目をやると、麦茶のペットボトル・・・。
縁もゆかりもない、ワタクシニ・・・、なんて慈悲深いお方でしょう・・。
そのありがたいお気持ちを糧に、休憩後、７本目に取り付いた蔵門でした。

よっぽど、物欲しそうな顔してたのかなあ〜、って
後から、じわじわ恥ずかしくなってきました。これからは気をつけようっと。

《写真》こんな視線で、呆けていたら、
私のトラちゃんのドアに、光が赤い模様を作っていて・・・、きれいっ！