うえきや蔵門★おきらく日記

　ここひと月の間に、近所（徒歩圏内）に住む植木屋さん２組と挨拶をする。
　たまたま、御近所の知り合いの家を訪ねたときに、お話したA氏は２年前くらいにこちらに移り住んだそう。若くて、私より明らかに力がありそうだ。
　つい先日、剪定ゴミのリサイクル場で、お話したBさんは昨年末、ご近所にこされたそうで、御夫婦で植木屋さんをやられているとのこと。Bさんは、若く美しく、体力もやる気もぷんぷんしてた。

　私がお客さんだったら、A氏やBさんに頼むよなあ〜、って自分で言っちゃうくらい、どうにも私は頼りがない。こんなに周りが同業者ばかりで大丈夫かなあって、正直思うけど・・。
　「よわっちそうで、頼りなさげで、がつがつしてない、そこがいいんだよね。」って言ってくれる人もきっといるにちがいない。蓼食う虫もすきずきですから。
　「なんちゃって植木屋」を名乗って、かれこれ１５年くらいになるのでしょうか。よわっちそうな植木屋は、今日もぴょこぴょこ走っております。

ビールのちから
BBQのちから
海風のちから

去年、まったくの初対面だった人たちと、
一年ぶりに再会したら、もう懐かしい友達になってた。
来年の再会は、もっともっと、嬉しいんだろうな。

本当はね、もう会いたい。

《写真》結局、最後に調理場に立つ人間は、決まっている。
食べた記憶がないけど、自分で撮った写真で見る限り、おいしそうだ。
 

今日の午後は、久しぶりに、一息つきました。
午前中で作業をおえ、お風呂に入って、買い物へ。
って言ったって、
１００円ショップ、ドラッグストア、食品スーパーの買い物ですが、
汗だくじゃないTシャツで、昼間、町を歩けることが、
なんだか、無性に嬉しくて。
変わらず外は、熱風吹き荒れているのに、
心にちょっとだけさわやかな風が吹いていました。

あすから、後半戦に突入です。
またまた「あついあつい」しか口にできない労働者に戻ります。
いつかまた訪れる、息つく日の幸せを夢見ながら
つらいけど大好きな仕事に、出かけていきます。
がんばっぺしーっ。

《写真》色々と会話が、浮かんでは消え、浮かんでは消え。
カモにもカモの事情がありそうで。人もカモも、そう変わらないよねえ。

うえきやランナーズハイ状態です。

ひっさしぶりに、楽しい仕事を今日終えました。
最後の枝（マツ）を手入れしているとき、
頭の中に、「♪ほたるのひか〜り〜」が流れていて、
このまま、終わらなければいいな、とさえ思ったくらい。

鳥たちに囲まれながら、だだっ広いお庭で、波の音をききながら・・。

楽園での仕事が、今日終わりました。

《写真》楽園は高くって、ちょっと空気が薄い・・。

最近、人からもらった嬉しい言葉の中で、

犬を散歩中の見知らぬおじさんからの一言は長持ちだなあ。

「おかしいなあ、こいつ、人見知りなんだけどなあ。」
私の足元からおじさんの愛犬が離れない。

人間のたくさんの褒め言葉より、一匹の人見知りの犬に認めてもらえたことが、なんだかとっても、私らしくて嬉しい。
ここひと月くらい、すっと誇らしい気分が続いているんだ。