うえきや蔵門★おきらく日記

ふだん、笑顔をふりまく方ではないので、
車を運転中の無意識の顔も、どちらかというとむすっとしている。

今日は朝から横浜に行って、
へとへとに疲れて家路に向かう。

国道から曲がって吾妻山に向かうところで、
対向車の大型トラックのマークが目に入った。
運転席を見上げると、知り合いのOさんが、満面の笑みで両手を振ってる。
信号で止まっているOさんはいいとしても、
つられて、両手を離して手を振りかえす私は、コーナーを曲がり、上り坂に入ったところ。無理な体勢ながら、シフトチェンジをこらえて、おもわず笑った。

人を引き込むような、無垢な笑顔ってすごい力を持ってるんだよなあ。
その笑顔をかわした一瞬で、今日一日の疲れが吹き飛ぶみたいだ。
なんかもう、それだけで、涙が出るほどうれしい一日でした。

《写真》前回の写真と同じ日に撮影。下曽我からの富士山。

今年は例年よりも、だら〜とできず、
毎年恒例の大掃除＆断舎利ができずにいる。
これはいかん、もうすぐ２月も終わってしまう〜とあせった２月末、
とりあえず机の上と、書類の整理をする。
「机の上は心の鏡」だったっけ？
頭もすっきり、心にも新鮮な風が吹いて、感動に浸ってるところで電話がなった。２年間音信不通だった人から、連絡が入る。

すごいなあ、こういうことってあるんだなあと思って
ほんのちょっと期待をこめて、今日は少しだけ古いメールを捨てた。
結果的に自分の中の古いつながりも整理する。
またまたすっきりした気分で、畑の知人に会って用事を済ませていたら
「このひと、いい人だよ。連絡してごらん。」まだあったことない人の連絡先をもらう。直感で縁がつながる予感がする。

もしかしたら、私のキャパが非常にちいさくって、
ひとつ捨てないと新しいことが入る余地がないのかもしれないけど、

う〜ん、やっぱり、こういうのすごいなあ。
 

やっと、畑に行く。
強風にあおられながらも、畑で草をひく。

あんなことや、
こんなことや、
問題山積みだけど、

食べて命を長らえている以上、
畑でしゃがんで草をひいて種を蒔く。

私のとって、それが生きること、
だったりするんですよ。

《写真》今年も畑で黄色がぴかぴか光ってます。ヒメリュウキンカ。

 

この年齢になっても、落ち込むことは多々あって・・・。
大抵、口下手だったり、口が悪かったり、口に起因することがほとんどだ。
昨日も、仕事がらみで、
「ああ、なんて、私は、うまく思ったことが伝えられないんだろー。」
帰りの車の中で、ちょっとだけ唇を噛む。（←くやしい〜わけではないからハンカチをくわえて横に引っ張る図ともちょっと違う。念のため・・。）

しかし、どうだ！今は完全に立ち直っている。
「口が駄目なら、文章を使え！」
自分の気持ちの、びみょーなところを表現するのに、文章だとできるんだよね。
ありがたいことに・・。
雨の日の午前中、
あっち、こっちに文章を送り、見事気持ちを伝えられた感触を得る。

ふう、文字のある文明社会に生まれて、ほんと良かった〜。

《写真》先日、仲間の家におよばれ。ズイショにほほえましいアイテムがちりばめられていて、「もてなし」の極意を学ぶ。やられた〜！
 

わが町で１０年ぶりの花火大会開催。
それも冬の花火とは、粋なはからいじゃあありませんか。。
空気が澄んでいて、波も穏やかで、最高の花火日和となりました。

真正面の障害物なしの砂浜にシートを敷いて、
寒さを忘れて大はしゃぎ。
火花が横っ飛びに海面を走り、水上花火が目の前で咲き誇りました。

近隣の夏の花火大会と違って、
ものすごく質素でアットホームな分、
しみじみと自分の幸せを噛み締めた数十分。

明日から、また頑張れそうです。
《写真》光のライトパフォーマンス。花火の横で、幻想的な光がちらちら揺れていました。