うえきや蔵門★おきらく日記

誰かが言った言葉とか、誰かが書いた文章とかが
どんなに心に響いても、
容量の小さい私の頭から、いつもするりと抜けてしまって・・。

だから、
鼻づまりが、すーっと抜けるみたいに、
ふとした瞬間に、悟りが開けたたりすると、
これはもう、めっけもんで、
心に深く刻まれていきます。

いつか、分かれていく相手でも、
いま、目の前で、同じ空気を吸っている事実は間違いなくて、
その事実の積み重ねだけが、自分の人生そのものだって、

すごいでしょ。ごくごく自然に、得心しました。

長年、愛用している軽量カップがこつぜんと姿を消した。

食器棚の中
冷蔵庫の中
♪こんな場所にいるはずもないのに

さりげなく、探してはいたけれど、かれこれ１ヶ月ほど行方が知れない。
ここまで見つからないなら、きっとプラごみの日に間違えて捨ててしまったに違いない。
もう、いいかげん、軽量カップの事は諦めよう。そう思い始めていた丁度そのころ。

♪探すのをやめたとき、見つかることもよくある話で
お約束どおり、今朝、感動の再会を果たしました。

米ぬかの袋の中に、ぬかまみれのカップが一つ。
あー、そうそう、タケノコゆがくときね、灰汁抜き用の米ぬかすくうのに使ってたんだっけ。

こういうことが、年々増えているのよー。

《写真》関係ないけど、こういう、秘密基地でお酒を飲みたい

ふと、目に入った新聞下段の本の広告。
「樹と生きる」
空白だらけの欄に、この文字だけが浮かび上がってくる。

すーっと、こころに光がさしたような。
気持ちいい風が、そよとふぃたような。

大抵、この時期になると、初心に帰る。
樹のそばで一日過ごせる幸せ。
「ありがたいなあ」って思わなきゃ、バチがあたりそうです。

 

｢ぷしゅ〜っ｣と息をはく。
１２０パーセントで走り抜けたあとの晩酌は、
おもいっきり力が抜ける。

なにも、ここまで、走らなくてもって思うけど、
頭とカラダは別物で、
どんなに停止指示をだしても、制御不能だ。

だから・・・。
このくらいの時間になって初めて
精神とカラダが一体になる。
とろとろと眠くなって、
うだうだになる。

《写真》でかけに、漫画の噴出し形の雲を発見。「うわ〜！！」と思ったけど、遅刻寸前だったので、諦める。で、夕方、がんばった御褒美に、雲が光る。
 

１２０点満点で楽しい一日は、
あと、何回あるんだろう。
一緒に、どろんこになって笑いあう仲間がいること。
ありがたいなあ〜、って心から思う。

いつも、
こんな風に、素でいられたら
楽だろうなあ〜、ってこっそり思う。

来年も続けって、欲張りだけど、やっぱり思う。