少年詩2021

少年詩の詩集や同人誌についての紹介と作品への批評などのブログです。
 
2026/01/26 8:37:16|その他
少年詩時評『クマ出没!』再び
少年詩時評『クマ出没!』再び
          佐藤重男

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昨年の10月、「クマ出没!」というタイトルで、クマによる被害が急増しているというニュースを引きながら、少年詩では、クマはどう書かれているか、そのことについて論じました。
その中では、具体的な作品について引くことは叶いませんでしたが、なんと、先ほど公開した「今週の詩(うた)」に、クマが登場するではありませんか。
しかも、わたしたち人間を「ヒト」と呼称し、「わたしたち=クマ」の側の視点で、自分たちの振舞いのあれこれについて語りながら、実は、それは人間=文明への批判の裏返しであることが分かります。 
     (「詩の音読集『風のささやき』所収「マナーブック」月森千花子)
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年が明けても、東北地方などを中心に「クマ出没」が続いていますが、新聞などの報道では、個体数の増加に加え餌不足などが、クマによる人的被害の要因の一つになっている、というものと、餌の確保なども含め、いかに互いの共生を図るかを考えて行かなければ、というもう一つの論点が提示されています。
繰り返しになりますが、冬眠しないクマが増えている、そのことの原因として餌不足がある、ということは事実であり、同時に、「境界」としてあった山林などが荒れ放題になっているなどの、人間の側の問題も無視してはならないでしょう。

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ここでは取り上げませんが、ぜひ、1月26日掲載の「今週の詩(うた)」に引いた作品「マナーブック」(月森 千花子)に目を通してみてください。
逆転の発想が、「発見と驚き」へとわたしたちを誘ってくれます。  

                  ― この項 完 ―

いつものことですが、作品や新聞記事からの引用などにあたっては、誤字・脱字等のないよう努めましたが、何かお気づきの点がありましたら、お知らせください。

2026.1.26





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