Yes, We Are Open !

クルマをカミさんの通勤に取られてしまい、他に移動手段を持たないので炎天下をチャリで鵠沼に遠征。お目当てはビキニ、エコロジーならぬエロジジィである。チャリの関門は馬入とここ浜見台交差点。ちょっと面倒だが陸橋を超える。眺め良し。帰宅後滝の汗をシャワーで洗い落とす。二の腕と膝から下が見事に焼けてパンダの如き恥ずかしいカラダの出来上がりである。

生憎の空模様ではあったが職場前頭筆頭が金星を挙げてこの度ゴールイン。新郎アメフト新婦チアリーダ、なかなかに似合いのカップルである。余興に生チアリーディング有り、また料理も美味しく祝儀分はきっちり元取った感有り。エンディングには先ほど迄の挙式と披露宴の編集済みビデオが出席者のエンドロール付きで上映され、また引き出物には新郎新婦を囲んだ集合写真が大判プリントで納められていた。デジタルの成せる技ですな。

ワゴンＲがやってきた。スマを手放しプジョに引導を渡しエコカーがお得に踊らされて日本で一番売れてるクルマがやってきた。自然吸気の３気筒４０ｋｗエンジンで８５０ｋｇを前引きする。ちと非力感あり。ＯＤ付き３速ＡＴは踏み込むと途端にブーと唸って恥ずかしい。まあ走りがどうのというもんじゃないからせいぜいヒトサマの迷惑にならないように走りましょう。走り以外の点についてはまったくの文句なし。何でもついている。無いのは灰皿くらいではなかろうか。キーレスエントリー＆プッシュスタートなんて技も使えたりする。ＡＢＳはオプションで奢ってあげたがナビについては後からポン付けを予定。ＥＴＣは予約済み。末長いお付き合いをお願いしましょう。

不景気休業のおかげで祇園祭の山鉾巡行を見物出来た。京都町屋資料館の紫織庵がある新町通りがメインストリート。軒先ギリである。よくもまあこんな路地を曳き廻すものだ。新町通りの旧家なのであろう、通りに面した二階の窓を開け放ち特別観覧席をあつらえ目の前を通り過ぎる山鉾のお囃子隊に拍手を送っておられた。山鉾は２軸４輪怒リジッドであり、コーナリングの際は路面に竹を敷き水で湿らせた上に車輪を乗せ、横曳きしてスピンターンを３回程繰り返す。此れが決まるとギャラリーからは拍手喝采となる。羽織袴の世話役さんと曳き手、山鉾には日の丸扇子を振りかざす音頭取と二階のお囃子隊。屋根の上には軒先近接監視係がいるが岸和田ダンジリのように飛び跳ねたりはしない。また、どんぶり半纏姿の車方が舵取り他車輪車軸のメンテにあたっている様子。いいもん見せてもらいました。但し、浴衣のネエちゃん密度は宵山の方が濃い。

平安神宮脇にある京都市美術館にてルーブル美術館展を見学。目玉のフェルメール作品レースを編む女は真珠の耳飾りの少女に比べちっとも可愛くない。お土産はルーブル金平糖。ナンのこっちゃ！？