Yes, We Are Open !

多彩な趣味を豊富な資金が支える独身貴族のヲタクな会社先輩から、コレお勧めとＴＶ版のビデオ全巻と劇場版のパンプを渡されたのが、かれこれ１０年前か・・。根強い人気を支える要因の一つに難解なストーリがあると思われる。セカンドインパクトから始まるこの物語だが、じゃあファーストは何時よ？恐竜が滅んだアレのこと？いやいや、キリスト教世界観がべースとなっているのだから１発目はイエスの磔けではないか・・等々。さて、今回の上映から始まるアナザーストーリ、放っておくかフォローするか、どうしたものかと思案中である。

トヨタが傘下のスバルを使って若者のクルマ離れを食い止める２００万で抑えたＵ２Ｌのスポーツカーを開発するという記事が朝日新聞に掲載された。開発コンセプトは多分ＦＬＡＴ４のコンパクトスポーツであろう。スバルが手がけるとなると４ＷＤの匂いがキツイがＭＲの線も残るのでは・・。かつて財布の軽い若者の為にブリティッシュライトウェイトなる名車の数々がリリースされ、財布の重さに関係なくオッサン達が大喜びして買い漁ったという。トヨタのそれも是非こうあって欲しいものだがはたしてどうなることやら。そもそもスポーツカーなるもの、これほど難しいものはない。速いだけならインプ、ランサーのコンペ車だし、なんといってもマツダロードスターと言う定番が同クラスで奮闘しているではないか。くれぐれも毒にも薬にもならない８０点クルマにはしないでいただきたいものである。

ムスメの借りてきた”くるり”というアーティストのＣＤは京都タワーの夜景をジャケットに使っている。京都出身者だそうだ。ＣＤに収められた歌詞カードも京都の何気ない街角写真が満載で、そのうちの一枚に珍しいロータリ交差点標識を見つけた。上賀茂神社前としてあり歩行者横断中だが信号機は見当たらない。交差点進入のクルマは標識に従えば時計回りでロータリしてお好きな出口から抜けなさいと云うことか。一体何叉路なのだろう。そして歩行者横断待ちの先頭にはしっかりと赤いスマートが写っているではないか！クーペ軽登録とみた。オーナーさんはこのことをご存知であろうか。

２ベダルＭＴである。変速操作をマニュアルで行えるのだがプログラムされた想定範囲外の操作は拒否され、かつ車速に応じたシフトダウンは自動的に行われる。例えば時速２０キロではトップギアには入らないし３速全開からのシフトダウンはレブリミットに引っ掛かって跳ねられる。また４速のままブレーキ踏んで交差点を左折し立ち上がると２速に落ちている。どうやらシフトアップリミッタだと思えば間違いなさそうだ。シフトレバーは単なるスイッチで、これをトリガーにしてクラッチを切る、変速する、エンジン回転を合わせる、クラッチを繋ぐをやってのける。健気ではあるがさほど上手くもないので一寸手伝ってやる。ドライバーが出来るのはアクセル操作だけなので減速時にはＡペダルを蹴飛ばしてブリッピングをくれてやるのだ。

中越沖地震ですっかり有名になった柏崎のリケンさん、業界では知らぬヒトのいないピストンリング大手である。工場の操業が止りその影響で自動車各社のラインまでストップしたと連日マスコミに報道され、更には如何にピストンリングが重要部品であるかまで図解説明をオンエアしている番組までお目にかかった。同社のＨＰにはピストンリング博物館なる解説が掲載されているので興味の在るヒトは覗いてみるとよろしいかと。かく云う私も以前何度か同社へお邪魔した身であり今回の被災ならびに稼動再開にあたっては心よりエールを送りたい。
さて、写真は横田基地の見学会に出かけた際に展示されていたロールスロイス・マーリンＶ１２エンジンのピストンＡｓｓ’ｙであるが、この時代ピストンリングは4本もあり、オイルリングは別名スカートリングとも呼ばれる様にピストンの一番下に装着されている。コンロッドは鏡面仕上げされピッカピカで美しい。レーシング飛行機用フルチューンエンジンだそうだ。