仕事の行きがけ、 電車に乗ろうとホームに行ったら、 盲導犬も待っていた。 連れていた男性は、 いつもより短い車両の電車が入ってきたので、 少々惑ったみたいだった。 ワンコも迷っているようで、 ドアまでなかなかたどり着かない。 なんか気になって、 声をかけてみた。
ドアはこちらです。 つかまってください。
でも、 ワンコがいるからか、 私につかまろうとはせず、 コレは何両目? と、たずねられた。 3両目ですよ。 というと、 ありがとう、と、 車体を手で伝って、 ドアまでたどりついていた。 よかったー。
ワンコー! しっかり働けよー! って感じ。
電車を待っているときも、 他の人の匂いをかごうとしていたし、 電車に乗るときも柱にぶつかりそうになっちゃうし、 優秀な盲導犬って感じじゃなかった。
その人が優先席に座ると、 ワンコはくるっとまわって、 座った男性の足の後ろ側に急いで寝そべった。 そのしぐさがとても可愛くて、 周りの人たちもみんな笑顔。
ふつう、 盲導犬って、 お仕事しているときは、 ホントにしっかりとした顔つきをしているものだけど、 そのワンコは、 普通にお散歩しているような顔つき。 甘えん坊のワンコの顔だった。
お仕事、がんばってねー! ご主人様をちゃんと守ってねー!
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