高麗山の花と虫

今日は暑かった。
全国どこでも３０℃を超したようだ。

水たまりで、カラスアゲハが水を飲みながらおしっこをしている。
体温（？）を下げるためか、
飲んでは出し、
飲んでは出しを繰り返している。

東天照付近で
ムネアカオオアリ、トビナナフシ、ツノトンボを見た。

日陰にはまだ蕾だったキツネノカミソリが、
尾根筋では満開でした。

気になって我が家の周りに咲いているツユクサを観察した。

や　あった！双子花が。

ガクを開いてみると、花を支える茎が３本出ている。
これではトリオ花だ！

図鑑で「ツユクサ」を探す。
最初に咲くのが雄花（これはすぐ落ちてしまうみたいだ）、
次に咲くのが、両性花、３番目も両性花。
普通は順番に咲いて、先の花がしぼむと次が咲く。
たまに、２番目と３番目が連続することがあるようだ。
このように２個の花が縦に並んで咲いている場合は、
上の花にはめしべがなく、雄花とのこと。（野草図鑑・保育社から）

両性花とは、おしべもめしべもくるくると螺旋状に巻いて自家受粉することからだそうだ。

右側の写真は、一番左に雄花のとれた茎が、続いて咲いている花、次の花のつぼみが小さく見える。

普通のツユクサなんですが、この花は一つのガクから花が二つ咲いている。双子花だ！

周りを見ると、あるあるかなりの数が双子花だ。
どうしたら双子花になるんだろうか？

いままでも普通にあったのが、
気がつかなかっただけなんでしょうか？

この日見た花は、
ヘクソカズラ、センニンソウ、キミズヒキ、ヤブミョウガなど。

木の幹に蟻の集団がいくつもできている。
かなり大きくて、胸のあたりが赤い。

３ヶ所ほどの集団ができている。
何かを食べているようだ。
虫眼鏡でのぞいてみると、何かいる。

写真を引き伸ばしてみると、かなり小さく黒いのと半透明のがいる。
これはなんだ？

蟻は図鑑によれば、ムネアカオオアリと思われる。

これは何だ！

カミキリムシのようだが、カビにやられたのか？
死んでしまったから、カビが生えたのか。

高麗山にはまだまだ不思議がいっぱいです。