昔は、星の王子さま!

気がつけば、王様にならない内にリタイア。充分ヒマがあるようで、結構いそがしい毎日だ。 「旨いもの」探訪もときどき決行、しかし血糖値と相談しながら、というのが難しい。
 
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2006/11/26 19:57:49|ご町内
「まちぐるみ大清掃」
  街全体が昨日より、大分きれいになったように見えます。
 参加協力してくださった皆さん、ご苦労様でした。それから折角の日曜日、遊びにつれていってもらえなかったと、最初は不機嫌だったボク、どうもありがとう。枯葉が一杯詰まったゴミ袋を両手に、公園の端からはしまで何度も往復してもらって助かった。

 ジイちゃんやバアちゃんが、ニコニコしてキミを見つめていた視線感じたかな。なにか頼もしそうで、自分のことのように嬉しそうだった。最後に「春の大掃除も手伝うから・・・」と機嫌も直ったキミをみたとき、黄色のジャンパーのオジさんたちも嬉しかったね。春になるとオジさんたちは、お役ご免になるけれど、自前のジャンパーで参加するつもりだ。すこし大きくなった君に会うのを楽しみにしている。

 それにしても道路に散乱するのは、タバコの吸殻。成年人口の26%が喫煙者だそうだが、この散乱をみると喫煙者のモラル以前、知能の低さが窺がえる。大人のたった二割強の人間が、これほど公共の場を汚すのである。恥とおもってほしい。

 グランパは、タバコ大好き人間である。そんな大好きなものを絶ってもう数年たつが、今でも煙の香りに、つい擦り寄っていってしまうほどの魅力的な好物なのだ。

  なぜ禁煙したのか?
 自分の周りはもちろんスクリーンの中にも、気がつくと「粋」にタバコをやる人間がいなくなったからである。それに喫煙コーナーで、タバコをむさぼり吸う群れと自分を重ね合わせたとき、惨めな見っとも無さを感じた。多額納税者が、なぜこれほど嫌われなければならないのか? やめてやる!

 それでも吸い続ける愛煙家諸君。中途半端な小生のような禁煙者と比べ諸君は幾層倍もの豪傑と信じたい。諸君の中の一握りの良識者と同じようになどとは望まない、ただ自分の吸殻をポイ捨てしないだけの常識だけはもってほしい。

 絶対「タバコ吸い」イコール「知能程度の不自由な人」の喫煙社会であってはならないと願う禁煙した愛煙家である。






2006/11/23 13:43:48|ご町内
捨てられる内は、捨てる?
 昨日は川崎・昭和電工(株)の「プラスチック・ケミカルリサイクル」施設とキリンビール横浜工場「廃棄物100%再資源化」達成のバス見学を自治会美化推進研修会として実施した。

 昭和電工(株)は、昭和5年から農業肥料である硫安の専門工場として発足、現在は化学品各種ガス等幅広い分野のメーカーである。その一部門が開発中の、廃棄包装容器など雑混プラスティックを600~1400℃の高熱で処理し、水素と二酸化炭素の合成ガスから、原料アンモニアを造りだす「ガス化プラスティック・ケミカルリサイクル」プロジェクトは海外でも注目を浴びている技術である。(写真1)

 しかし大企業の社会に対する使命なのであろうが、採算路線に乗せるのには、まだまだ時間はかかるようだ。「商売のほうは、経営者にまかせておいて・・・」と直接開発にたずさわる技術者の皆さんの姿勢と説明は好感が持て、地球のためにも先の見通しが明るいことを祈る思いがした。

 特に「プロジェクト チーム」のオフィスは、昭和6年に建てられたままの旧館で、広大な敷地内の建物やプラントの中で、最も地震に弱い建造物だそうだ。ただ神奈川県の「建造物重要文化財」に指定されているため「何となく恐怖半分、自慢半分で働いている。」と最新技術部門のみなさんの一言。そのギャップについ笑い。(写真2)

 それに較べキリンビール横浜工場のたたずまいは、京浜工業地帯のなかに生まれたテーマパーク風。さすがに客商売関連企業(?)であるがために皆さん垢抜けていらっしゃる。(写真3~4 受講者を除く)

 ここでは、生産部門とオフィス部門での廃棄物再資源化100%の達成のお話をうかがった。基本はゴミ分別を徹底的に細分化することにより、再利用再生にいたる手間を省き、再生業者が、コスト的にも手をつけやすくすることである。

 一例を挙げれば、再資源化への分別は、49項目に分かれており、たとえばホチキス止めでセロテープでポラロイドの添付写真がつけられた書類は、4種類に分別されるわけである。これは会社から給料をいただく側が、エコロジーという大義名分のもと至上命令として発せられてはじめて可能なことであって、自治会など見習うべきであろうが、見習えることではない(現在6分別)。

 不思議なことに、近くでは東京も横浜も川崎も各市内の一部をのぞいて、ゴミの分別収集を実施していないらしい。60%以上の市町村が分別を実施しているというが、多くの大都市が不参加ということは人口比率から80%が分別未経験になるということだ。

 前途多難である。それとも捨てられるうちは良いさ・・・というのが本音なのか。

 

 









2006/11/19 14:18:10|ご町内
「木のお釜」
 公民館での福祉祭りに、自治会は臼と杵での餅つきに参加した。露地で薪を焚いて蒸篭でもち米を蒸す方法に子供達は、いたく興味をもったようだ。
 「木のお釜」(?)でご飯を炊くということが不思議らしい。電気炊飯器で美味しくご飯が炊けちまう方が、グランパの年代では不思議だったのだが・・・。

 日常食べているご飯を臼でつけば餅になると、ほとんどの子供は思っていたようである。したがって、木製の太い煙突(蒸篭)が、上に乗っている鉄釜がどうも気になるのだ。
 「お米を煮ているの?」「ご飯を炊いているの?」と言う質問はひっきりなしだが「もち米を蒸している」という調理法はほとんど知らないようだ。

 そういえば「蒸す」「炊く」「煮る」「焼く」は、グランパの知る限り「チン!」すれば済む時代になっている。火加減や水加減、ひょっとすると味加減まで、そのうち必要なくなるのであろう。すでにその兆候はサプリメントなどといって、社会現象にもなっているが、朝昼晩とカプセルやタブレットで済ましてしまっても、食事というのであろうか?

 「昔がなつかしいやねえ。胃潰瘍や十二指腸潰瘍なんて病気があってよ、動植物の細胞そのままに、甘い味や塩っけをつけて、原材料そのものを喰うのよ。それがえもいわれぬ旨さでよお、つい内臓に負担をかけすぎちまう、(暴飲暴食)なんて日本語が、昔はあったんだが、あの痛さ苦しさ、懐かしいやねえ」

嫌だね 寂しいね。血糖値が少々たかくても、HbA1Cが6.8だと脅迫されても、やはり「暴飲暴食」ができる習慣だけは、残しておいてもらいたいものである。我々は人間だもの・・・。

 また長くなってしまった。何の話だっけ? そうだ餅だ。餅がどうしたっけ・・・? もちろん喰いすぎはよくない。人間腹八分目にしておかないとボケもはやいそうだが・・・。(締められないピンボケ)






2006/10/16 19:38:56|ご町内
特殊なウイルス
  10月1日から「さわやかで清潔な町づくり」条例が施行された。

「どうし様もねえなあーー」「どういう奴らだよお」「なさけねえなあーー」 あるゴミ集積所の早朝である。近所のジイさんが三人、つくなったゴミの山と睨めっこをしていた。一昨日、積り積もって手の付けられなくなった粗大ゴミや無分別ゴミを、自治会をとおして市の特別収集車で撤去してもらったばかりなのである。

 久しぶりにサッパリとした光景に、自分たちのことのようにホッとした翌日なのだ。ずっと下敷きになったままの、白いヒョロリとした雑草の芽が、始めて太陽の光に触れて立ち上がろうとしていたその上に、シミだらけの布団一組、埃だらけの古い電子レンジとテレビ台が放り投げられていた。

 「そんな他人様の捨ててったゴミを、わざわざ仕分けするなんざ、いらぬお節介じゃないのかさあ!」バアさんの非難に「何日も放っておけってか?皆がいやがるべ・・・仕方ねえオレの性分だわさ」「ジイさんはねえーーー」そんなところに運悪く(?)はかったように通りかかるのが、その他のジイさん1と2である。

 三人でおおまかに分別するにも結構な時間がかかるものだ。「しかたないわさ、どうせヒマなんだもんよお」「そんでもよお、いつまでやらせるかなあ・・」

 人は生まれながらにして善であるか、悪なのかで揉めたことがあるという。根っからの悪人であれ善人であれ、それなりに社会のなかで自然淘汰され必要な「良心のバランス」がたもたれるのが人間社会なのだと思う。しかし、いまの時代は「都合次第の無神経」をもった人間が、悪の中ばかりでなく、善の中にも蔓延しているらしい。特殊なウイルスかもしれない。

 家庭的な良いお父さんでもお母さんでも罹病すると恥を知らなくなるという。外人のせいにするという症状もでるそうだ。さて、貴殿方のご町内はいかがであろうか?

 写真: 今日の夕陽とコスモス






2006/10/14 10:33:30|ご町内
「木村拓哉」あらわる!
局地的三面記事である。
 町内に大きな空き倉庫があった。近頃 急に屋根をあざやかなブルーに塗り直したり、側面も塗装されてこぎれいな体裁になった。景気が回復してきているということで新しい借主ができたのであろうと明るい噂話もささやかれていた。

 どこの町内にもかならず存在する「私設放送局」スタッフが、まず第一報を仕入れてきたようだ。「倉庫ではない。応接セットのようなものが運びこまれているから、写真撮影用のスタジオではなかろうか・・・。」

 そして昨日「テエ変だ。テエ変だ!」 木村拓哉が現れたとの号外。俄然、町内(ほぼ向う三軒両隣)のテンションがあがり、保育園のお迎えそっちのけで、くだんの倉庫にむかって駆け出すママたち、なぜか殺気だっている。「タクヤよ!タクヤが来たって!」「キムタクよお!」

 なんとはや、もの凄い人気だ。まあ男から見ても結婚してから特に「男の色気」が増したように感じるのであるから、女性がそのフェロモンに過剰反応する気持ちは理解できる。

 そして今日、より具体的な情報が私設特派員からはいった。山崎豊子の「華麗なる一族」が木村拓哉主演で来年3月くらいに放送されるらしく、そのテレビドラマ撮影用のセットスタジオだとのことだ。(ガードマンの口は堅いようで、結構もらしてくれるらしい)

 「タクヤは、出前をとるのかしらん?」可能性があれば、近くのラーメン屋さんに無償パートで雇ってもらおうとAちゃんママ。「双眼鏡を買って絶対みてやる!」と、はす向かいマンション三階のBちゃんママ。「もうちっと寒くなれば、日向ぼっこに出てくるわよ!」とおっとりタイプのCちゃんママなどなど、・・・。TBSの遮光フィルムを貼ったワゴン車のガードに対抗して、ここのところ若いママたちの作戦会議が道端でひらかれ、「5回に一回くれえは、カオ見せてくれろやな!」香具師一家、Dちゃんママのおさえである。


写真: 今朝のコスモス畑、丁度見ごろである。来週の日曜日
(22日)がコスモスの花摘み日だそうだ。
 






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