スポッツ(父) アポロン(子)
<ダルメシアンってどんな犬?>
ダルメシアンは
たくましい骨格と肉好きの良い体格で、いつも元気いっぱいで活動的。
家族には従順で人なつこく、甘えん坊な一面もあります。
特徴的な水玉模様の斑をもち、持久力と忍耐力を兼ね備えたエレガントで
美しい人気犬種です。
分類
ノン・スポーティング・ドッグ(家庭犬・非鳥猟犬)
公認
北米・英国・およびFCI加盟国
平均寿命
12~15年
毛色 ・ 目の色
ブラックのスポットのあるホワイト・レバー色のスポットのあるホワイトが公認。ブラックとレバー色の混在も稀に生まれる(欠格毛色) さらに稀に、欧米ではオレンジからレモン色まで明るいレバー色があるが、これらは劣勢遺伝で欠格毛色となり公認されていない。 目の色は、ブラックの斑には黒、レバーの斑には茶色が良いとされ、ブルーのバイアイ(片目の色が青又は緑)は劣性遺伝で視力が弱いことがある。 鼻の色は目の色と同じが良い
グルーミング(手入れ)
短毛種でにおいも少ないため簡単 ・時々被毛をブラッシングをして抜け毛を取り除く程度で充分
食事量
普通 ・ 結石予防のため新鮮な水を充分に与える
子供への友好度
普通 ・ ダルメシアンは小型犬ではないので、乳幼児のいる家庭や老人のみの家庭では要考慮
運動量
多い。 活動的で、特に牡は運動量が多い。 たっぷり運動させストレスを発散するといたずらや無駄吠えをしない
歴史
はっきりした起源は不明。アドリア海沿岸ダルマティア地方に由来と言われる。追いはぎから身を守る、又その美しい容姿から上流階級の馬車の伴走犬として英国で知られるようになり、19世紀の米国で交通量の増えた都市部の道路で、消防車を牽引する馬を制御する為消防署に使われていた。馬車が自動車に切り替わると消防署のマスコットとして飼われた。その後人気映画「101匹わんちゃん大行進」や実写版「101」等で人気が高まり、現在でも英国や北米では上位30犬種に入り続けている
外観
ダルメシアンは世界で最も識別しやすい犬種のひとつ。 美しい水玉模様の斑(スポット)は犬により違う為容易に個体を識別できる。 ショードッグの場合、斑は丸くコイン大で重ならず全身にバランス良く出ているのが良い。頭部は平らで、耳は高い位置に付きたれ耳で大きい。胸は深く尾は長く先に向かって細い。噛み合せはシザーズバイトで反対咬合は欠格。
体高 ・ 体重
牡48~58cm・18~27kg<JKC理想体高56~61cm・理想体重27~32kg>
牝48~58cm・18~27kg<JKC理想体高54~59cm・理想体重24~29kg>
性格
ダルメシアンは明るく友好的.活気にあふれていて持久力に富み忍耐強い。
遊ぶことが大好きで飼い主の命令に良く従い従順。 疲れ知らずなので家庭犬として一緒に暮らす場合はたっぷり運動させる。走りまわったり散策することを好み、共にジョギングしたりするのに適したコンパニオンアニマルになる。
健康管理
ダルメシアンの特に気をつけたい疾患は
子犬の先天性聴覚障害
尿路結石症
アレルギー(異常敏感症)
犬一般では股関節形成不全、皮膚病など、犬猫全般ではてんかんやてんかん様症状を示す個体が少数ある。
伝染性疾患としては
犬ジステンバー
犬パルボウィルス感染症
犬伝染性肝炎
犬伝染性喉頭気管炎
犬パラインフルエンザ
犬コロナウィルス感染症
犬レプトスピラ感染症 など
これらはワクチンで予防出来るので年に1度の予防接種を心がける。
特に子犬は母犬からの免疫が切れる時期が特定出来ない為、生後45日から60日、90日にかけて3回または2回のワクチン接種(これをワクチンプログラムと呼ぶ)が必要。
接種の際は犬の体調が良い時を選び、ペットホテルやドッグラン、トリミング店等で提示を求められることがあるので予防接種証明書の発行を受ける事。
生後91日以上の飼い犬は自治体への登録と狂犬病予防接種が義務化されている。
毎年4月には各自治体ごとに狂犬病の集団予防接種と登録が行われているのでお住まいの自治体にお問い合わせを。
蚊を媒体としたフィラリア症の予防薬、蚤やマダニの駆虫、口腔衛生にも積極的に取り組み愛犬の健康に気を配りましょう。
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