観てきました。さすがウンテさん。期待以上に素晴らしい公演でした。
ジーザスは韓国版が初見なので、全くイメージつかずに行きましたが、1回目(ウンテジーザス)2回目(マイケルジーザス)は全体を把握するのに時間がかかったけど、3回目(ウンテジーザス)にはかなりハマってしまった。
今までウンテさんの演じた中ではモーツァルトが好きなのですが、このジーザスも素晴らしかったです。普段あまりウンテさんの背の高さとか容姿とかはほとんど気にしたことなくて、ウンテさんの歌声オンリーに惚れてずっと公演観てきたわけですが、今回は自分の感じ方が違いました。あの背の高さがすごくジーザス役にイメージが合っていて、いろいろな人が「神降臨」という感想の言葉を使っている事に納得。最後に十字架に張り付けられる時の微妙な足のズレ、このポーズは本当にジーザスクライストでした。
もちろん私の今回のメインイベントはウンテさんのゲッセマネをライブで聴くこと。この1曲を聴く為だけでもソウルへ行く価値有りと思います。スローなこの曲を丁寧に観客の前で歌うというのは相当なパワーが必要なんだと思います。ウンテさんの緊張がすごく伝わってきました。普段、舞台上であまり汗を流している姿を見たことなかったのですが、このゲッセマネだけは別。今までにないくらい汗をかいて悩み苦しんで歌ってました。初日はSee how I dieから長く伸ばす音が若干下がっていた様な気もしますが、ここは歌うには一番大変なパートだと思います。息がよく続くなあと感心。この日は溜めに溜めて歌詞を一つ一つゆっくりと丁寧に歌っていました。やっぱりウンテさんの声で感動したのですが、隣の女性がこの歌でも相当声に出して泣いていたのでもうちょっと静かに聞いていたかったなあというのが本音です。
翌日のゲッセマネは歌い出しの歌詞を溜める事なく歌っていました。いやぁ本当に感動。世の中のいろんな人にウンテさんのゲッセマネを聞いて欲しいと心から思いました。
ユダ役は土曜日シニさん、日曜日チサンさんで、声質はシニさんの方が好みだったと思うのですが、何しろチサンユダは歌いながらあちこちの観客に視線を合わせ、目ヂカラで観客をグイグイ引っ張るので、すっかりみんなチサンユダの魅力に落ちてました。
チョンソナさんは一昨年のモーツァルト以来でしたので(去年のオーケストラコンサートではウンテさんと一緒のゲストだったので見たけど)、その時のコンスタンツェ役とは全く違うイメージでした。あえて猫背で歩く姿もマリアはコンスとは違うソナさんでした。
1回目に見た時、隣に座った韓国の女性はソナさんが歌い始めると毎回泣いていたな。2回目のマイケルさん回の時、若干左よりの席だったのですが、友人3人で来ていた人に並んで座りたいから席代わってと言われ、ほぼセンターで観る事ができ、ソナさんの表情がよく見えて、ジーザスが十字架に張り付けられて死んだ時、セリフ無しで表情だけで深い悲しみを表現し、頬から一筋の涙がこぼれていました。Wキャストのチャンウナさんは落ち着いた歌声で安心して聞いていられるマリアでした。この人の声も個人的には好きです。
ヘロデのチョグォンくん、ミュージカル初挑戦とは思えない素晴らしいパフォーマンスでした。Wのキムドンヒョンさんも悪くはないけど、どうしてもチョグォンくんの勢いと比べられてしまうのかもしれません。
グォン君はジーザスが鞭で打たれている最中、上の方でニヤニヤ笑っているのが印象的でした。ダンスもキレがよかったし。
グォン君、今まで全く興味無かったのだけど、これからはちゃんと2AMのCD聴こうと思います。
今まで蜘蛛女のキスとピマッコル恋歌を除いては、EMKのライセンスミュージカルを観る回数が多かったので、カンパニーが違うと全体も大きく違って見えました。一番それを感じたのがアンサンブルのダンス。振付のソビョングさんはEMKの振付も担当された事はあるようですが、ダンスの見せ場が多かったこのジーザスはダンス好きの私としては楽しかったです。ハウスをやってたのでそのハウスならではの早いターンやステップに目を離せず、ユダソロの時のセンターの二人のステップはハウスが得意のようなのか、キレの良いダンスで観ていて爽快でした。
私、一時期、ラスベガスの大型プロダクションショーをかなりの回数観に行ってたんですが、そこでのアンサンブルのダンスが素晴らしかったけど、韓国ではこのジーザスのアンサンブルが一番レベル高く感じました。
ジェイルさんの指揮もまた楽しい。ついつい舞台から視線が反れてダンスの様に指揮するジェイルさんへ目が行ってしまう。このジーザスは5拍子や7拍子があり、しかも不協和音あり。これらを作曲したWebberは天才と思うけど、それに合わせたジェイルさんの指揮が最高なのです。声には出してないけど、自分で歌詞を口にしながらダイナミックに指揮されててオーケストラの人だけでなく舞台上の役者さんたちもわかりやすい指揮であると思います(若干、他の舞台より指揮台が高い?)。これから水曜日と日曜日に見に行かれる方はチェックしてください。
今回はウンテさんとお話する機会もあったのですが、今回は写真を別の方に全て撮っていただいていた事もあって、ブログ用にお願いするのを忘れておりました。
でもファンと会話しながら少し微笑みを浮かべてサインしているウンテさんのお姿をUPしておきます。

今後の方向性も含めいろいろとお話したのですが、その中でウンテさん、「日本語を勉強しています。」とおっしゃいました。半年くらい前に勉強は中断されていたと別の人から聞いていたので、つい英語で確認してしまいました。「勉強中ですか?それともこれから?」と。すると「I・N・Gです。」と答えてくれました。日本のファンの為を思ってがんばってくれているのですね。
その日本語トライアル第一段がこちら。韓国ファンクラブSilver Bellの企画です。
http://www.youtube.com/watch?v=1UHcy-2LXzU&sns=em
このコメント撮りの際の声、いいですね。私はこの少し低めの落ち着いた声が好きなんですよ。文章でのメッセージも嬉しいけど、こういった動画メッセージも嬉しいものですね。
かなり中毒性のあるジーザスクライストスーパースター、6月9日までシャルロッテ劇場にて公演中。韓国国内でも評判が高いので、行かれる方は早めにチケットをおさえてくださいね。