2021年2月11日(木)
天気はぴーかん☀
14:00いよいよ入院の時が来た。
入院生活はこの10年間で3度目。
1回目は震災の年の2011年で仕事中の事故で入院をしました。
2回目は2015年3月で本当は2月の予定でしたが入院当日の検温で37.5℃以上の微熱(自覚症状無し)で入院中止で1ヵ月延期になりました。
この日、インフルの検査までさせられたんだ。
会社も休みを取っていたが理由を言って休みを変更して貰った。
ちなみにインフルは陰性で恐らく緊張と院内の暖房の暑さで身体が火照ったと思われる。
そして3度目は今回だ。
コロナ過の為、面会謝絶。
家族の面会も禁止なので、入退院の付き添いもナースセンターまでと厳しい。
ナースセンターで先ず体重と身長を測定し、看護師に部屋を案内されてすぐにパジャマに着替えさせられてから家族の元に行き、簡単な説明を受けオペは12日(金)の13時の予定と言われる。
家族は帰され看護師にお風呂は入って来たか?と聞かれ、入って来なかったと答えると清潔にしないとダメだからシャワーを浴びてくださいと言われ、16:00にシャワーを浴びた。
18:05、夕食が配膳された。
制限を必要としないからか?毎回味はちゃんとしてて不味くはない。
19:45、担当医が来て手術する場所の確認に来た。
左側なのでマジックでマーキングされた。
手術ミスが無いようにする為らしい。
今後、ちょくちょく確認されるらしい。
翌日の飲水は9時までとされた。
2月12日(金)
本日オペの為、断食が始まる。
7:50、若い男性看護師が来て点滴を刺しに来た。
参った事に1回刺す場所間違えて痛い思いをした!
よくある話しらしいけど・・・
8:40、担当の外科医が来て執刀ヵ所の確認に来た。
6年まえは9時からオペだったからか?
前夜と当日の朝に下剤を飲まされ更に浣腸を打ってお腹の中を空っぽにしたが今回は午後からだからか?
下剤も浣腸も無し。大丈夫なのかな?と思いながら午前中を過ごすが他のオペが遅れてるとの事で13時予定が14時になってしまった。
13時20分、看護師が手術着を持って来た。
点滴を付けてるので看護師に着替えを手伝ってもらう。
上着だけ着替えて下はトランクスにパジャマのズボンだ。
13:50、オペの準備が出来たから行きましょう!と看護師とオペ室へ。
前回同様、オペ室の前でスタッフさんと挨拶を交わし執刀ヵ所の確認を行い手術台に座る。
前回は映画・炎のランナーのテーマソングだったが、
今回のBGMは宇多田ヒカルさんの曲が流れていた。
BGMは何か希望はあるか?と事前に確認されたが特になしと答えていたのでスタッフさん達の趣味なのかな。
宇多田ヒカルさんの曲は好きなので問題なしだけど。
手術台に座った後、向こう側に横向きに寝かされ膝と頭付けるくらいに丸くなり背中に麻酔を打たれる。
この時、人によってはかなり痛いらしいんだけど僕は前回も今回も最初のチクリだけで痛みは感じない。
麻酔科医師さんが上手いんだろうなきっと!
麻酔を打ったらすぐに仰向けになりトランクスとパジャマのズボンは脱がされる。すぐに麻酔が効き始めるので、この脱がされる時の感触が凄く気持ち悪いんだ!
ざわっ!って感じ・・・
上半身も手術着を脱がされ両腕を広げ血圧計、心電図、などを装着され、担当医が今から陰毛を剃りますと声を掛けられ頷いた。
「これは冷たいですか?」と、肩、お腹、下半身にペタペタと確認してくる。
前回は眠られましたか?と聞かれ、寝てないですと答えると、今回はどうしますか?と聞くので寝たいですと答えたらすぐに酸素マスクを当てて鎮静剤を投与された。
苦しくないですか?と聞くので苦しいと答えると不織布マスクを外してくれた。
下半身麻酔の場合、コロナ感染対策の不織布マスク等をして手術をするみたいね。
この時、息苦しかったのも下半身麻酔が効いて大きな呼吸ができなくなっていたんですよね。
深呼吸して落ち着かせようと試みたけど深呼吸ができなかったのだ。
自分の不織布マスクを外された後の記憶は途切れ、オペ中だと言うのに何やら夢を見ていました。
その夢の途中に起こされました。
鎮静剤、すげぇぇぇ!と思いました。
起こされた時には既に浴衣を着せられ下着は紙おむつ。
手術台からベッドに移された時でした。
担当医が穴が2つありました、前回も2か所あったみたいで同様の処置をしましたと、病室に移動中に教えてくれました。
16:30、病室に戻ると愛の鐘が聞こえて来ました。
病室に戻ると両足にフットポンプ、尿道にカテーテル、右腕に血圧計、左手に点滴とパルスオキシメーター、胸に心電図と身動きできない状態です。
一晩この状態いで過ごすんだけど寝返り打てなくて辛い・・・
スタッフさんが左膝が曲がってる感じしませんか?と聞くので「します」と答えると麻酔掛けた時に曲がっていたので、膝を伸ばしても、その感覚が残ってしまうと説明がありました。
確かに麻酔打った後に仰向けになった際、左ひざが少し浮いてる感じがした。
なので術後も変な感じだ。
17:30、右足の感覚は戻りつつあるが動かせない。
17:50、右足の指先が動かせるようになった。
18:00、右足はかなり動かせるようになった。
18:50、左足の感覚が戻りはじめフットポンプの存在がわかる。
フットポンプは右左、交互に動いている。
19:30、担当医が来て手術結果の説明。穴が2か所あったと説明された。この時、左足の指も動かせるようになってきた。
19:50、だいぶ左足が動かせるようになってきた。
傷口の痛みが全く無いので痛み止めは未だ要らないと看護師に伝えた。
2月13日(土)
7:00、看護師が来て血圧、検温、血中酸素濃度を調べる。
一緒にフットポンプを外す。
飲水はOK、食事はお昼から!
8:50、朝食は無し・・・降圧剤のみ。
9:00、看護師と歩行訓練を行うが痛すぎて話にならずすぐにベッドに戻り痛み止めを貰う事に。
10:00、外科の回診。予定通り月曜日の退院との事。
その後、心電図とパルスオキシメーターを外した。
尿道カテーテルも抜いた。
これがホント痛いんだ(>_<")
下は着替えて良いとの事でオムツを脱ぐと少し汚物が付着していた。やはり漏れるんだね(^^;)
パンツとパジャマのズボンを履く。
今日の昼食はカレー
術後の空腹時にいきなりカレーか!と思ったが何とか食べれた。
実は昼食を半分以上食べないと点滴は外せないと看護師に脅されていた(笑)
無事完食できたので点滴を外し上半身も着替えた。
お昼を食べたせいか?
お腹が張る!こまめにトイレに行くがオナラ出るだけ。
2度目だから承知済みだが、やはりカテーテルを抜いた後のおしっこは強烈痛い!
傷口の痛みはMAX!!
夜の検温は37.4℃、血圧150、心拍数100
消灯は21時なので痛みで起きたり寝たりを繰り返していた。
23:08、めまいがした感じで目が覚めると何やら揺れている。
地震だ!凄く長いし揺れが大きい!!10年前の震災の時を思わせる揺れだ。
院内は比較的に静かで騒いでる気配が無い。
揺れがおさまると看護師が確認に来た。
東北で震度6強、この辺は震度4だった。
2月14日(日)
6:30、体温は36.8℃、血圧120台に下がった。
だが、うんちは未だ出ない。傷口と尿道は強烈痛い。
9:00、やっとうんちが出た!!これで一安心だ。
10:45、体温37.5℃、血圧120台
16:00、体温37.5℃
19:40、体温36.9℃、血圧121
2月15日(月)退院
5:50、退院なので体温のみ測定で36.4℃
朝食は凄く質素なものだった。退院だから?
9:00、担当医の回診。来週外来予約入れるとの事。
9:30、外科の回診。この時に患部のテープを剥がす。
10:20、看護師から退院手続き
10:30、退院
今回の入院費は振込だった。
だから幾らなのか分からなかった。
しかも、病室を出る時、「お世話になりました」と軽く挨拶を交わして外に出るので少し不安になった。
個人的には退院時に精算した方が気分がいい。
過去2回の退院日は太陽が眩しい時だったが、本日はどしゃ降りの雨。
でも午後になり晴れると見事な虹が現れた!
前回は同じ日で同じ部屋に同級生が入院してて思わぬ再開をしたり、同じ日の退院の方ばかりだったが、今回は違ったな・・・
皆さん苦痛と戦ってるかたばかりだった。
病に勝って退院される事を願っております。