10月28日、大磯町臨時議会の傍聴に行って来ました。「補正予算案を否決!!」と大きなニュースなはずなのにどの新聞も載せていない。(記者も来ていなかった)
議題は監査委員の選任について(議題56号)と平成21年度大磯町一般会計補正予算(議題57号)案である。もう結果はHPに出ています。
大磯町議会は議会推薦の監査委員(渡辺順子議員)を大磯町が拒否したため(町長不信任を出した張本人を監査委員として認められないと)
平成20年度決算の認定審議が出来ないまま3か月も議会が空転していましたが、ここに来て町長が妥協し「苦渋の選択と」と町側が議会推薦の渡辺順子議員を監査委員に提案し可決されました。
次に平成21年度大磯町一般会計補正予算案が提案され
補正の内容は道路整備として国府本郷西小磯1号線の土地購入費の増で
補正額が19,000,000円(補正後の総額 9,099,977,000円)、
この議案は9月議会で補正議案第41号として上程され、修正動議等を経て、否決され、再度町側より「再議」として上程されたもので3回目の提出議案となりました。
結果は賛成(5名)少数で否決となりました。
傍聴していて感じた事は議員の議論が町民の目線で道路が必要かと将来計画をどうするかという議論ではなくて反町長派の反対の為の反対に聞こえました。
(議題とは無関係と思われるような)他の議員のチラシを批判したり、議員同士でヤジ合ったり、それをまた「、黙っていろ。」と怒鳴ったり テレビ放映されている事を忘れているのかな、と思うような場面もしばしばあって、ドラマチックで面白いのですが
大磯町議会基本条例等、立派な制度のある議会の議員としては議員の資質、中身(二宮町議会とはまた別の意味で)が問われていると議会だと思いました。
大磯議会は傍聴席が2階で写真の様に議員席や執行者席が真上から良く見渡せます。議員が居眠りしていたり資料(議事と関係ないものもある)をみたり 読んでいるメモ等もよく見えました。