緑が丘から新しい二宮の風を発信します

旅が好き、山歩きが好き、自然が好き、人間が好き。そして愛犬リクにメロメロの普通の親父が「二宮の自然」と 「オープンな議会を目指す会」を新しい風にのせて発信します。
 
2010/09/10 9:57:08|私の中年低山 山紀行
室堂から剣御前小舎・・・立山登山

立山会のノラさんと「オンブズ全国大会の前に山登りしよう。」と2日午後からの立山トレッキングに引き続き3日は室堂から別山(2880m)をめざした。
 
 立山駅を7時10分の臨時便(ケーブル)で美女平からは室堂へバスに乗りました。
朝の、どんどん高度を上げて行く車窓や室堂に広がる稜線は剣岳も雄山も富山平野もはっきり見え見事な景色、最高の天気でした。
 
 室堂で水(写真@立山玉殿湧水・全国名水100選)を汲んでみくりが池の傍を通ってキャンプ場から雷鳥沢へ向かいます。主峰・雄山を湖面に写すみくりが池(写真B)はカメラマンも沢山、来ていましたがさざ波があって今日は駄目なようです。
 
 雷鳥沢を登り始めた9時頃、にわかに稜線をガスが覆い始めると登りにとっついたばかりなのに登山道もガスって来ました。山の天気は変わりやすい、一瞬にして霧の中です。
 
ナナカマドが真っ赤に実をつけ今年は暑いせいかまだ花も沢山、咲いていました。
霧の中に雷鳥を見つけました。その一羽が飛んで行きます。
 
 小雨交じりのガスがひどくなるばかりで何にも見えません。剣御前小舎で行って休憩、昼食をとり下山する事にしました。
 
帰りはブツブツとガスが泡立ち水蒸気が立ち込める白色の地獄谷を回りました。登山道から室堂バス停までの地獄谷巡りは距離が長過ぎて異様な硫黄の臭いの中を歩き続けているうちに気分が悪くなりそうでした。
 
立山の頂上まで行けなかったのはちょっぴり残念ですがまたいつか行きます。雨の中を登って行く人もいましたが私は無理しないゆっくり登山です。







2010/09/09 18:07:39|議会と議員
二宮町議会全員協議会が初めて公開されました
二宮町議会全員協議会が(実質)初めて公開されました .
これは画期的な事です。歴史的な第一歩です。
 
公開されたのは8日の本会議が終わったあとの全員協議会(歳入の事項別明細説明)、そして今日の9日の全員協議会(歳出の事項別明細説明)です。
 
この前の「全員協議会の公開」を求めた請願の委員会審議が不採択となったものの「秘密会を除いて認めてもいいのではないか。」との意見も多く「もう一度、傍聴許可をトライしてみようか。」と思っていた矢先、昨日の全協で(他の人が)傍聴が認められたとの事で早速、行って見ました。
 
 委員会室に着くと議長が見当たらなかったので事務員に「傍聴許可を聞いて欲しい。」と申し出ると取次してもらい、資料(決算書他)も用意して貰えました。
傍聴席に座った私に「全協を公開していますから、、。」と言って行く議員、「焦らないでやって行くんだよ。この前は委員長と副委員長が失礼な事を言ったそうであれは良くないよ。」と保守系古参議員にも声をかけられながら初めて全員協議会を傍聴しました。
 
歳出の事項別明細説明は担当課が入れ替わり立ち替わり駆け足で説明して行きます。ぶ厚い決算書(373ページの平成21年度一般会計・特別会計歳入、歳出決算書)を早口でページを飛ばしながらどんどん説明が進んでいきます。他に付属書類(42ページの監査委員の意見書等)もあります。
 
決算書を見ながら聞いていると「この内容をもっと知りたいな。」とか「ああこんなとこに予算を使っているんだ。」とかぽつぽつ・・と出てきます。
この前の大和田先生の財政学習講座(平塚財研主催)で学んだ事を「監査委員の意見書とぶつけてみようかな。」と思ったりもしました。
 
そしてたった1日か2日での説明じゃ、「議員さんも行政チェックどころか内容が理解するのも大変」と同情もするのですが(でも仕事として考えたら)
民間の会社ならどうなんだろうね。朝8時ごろから残業しながら遅くまで1日中やっているよ。議会は年に30日も無いし9時半の遅始まり早じまいで休憩時間も多過ぎです。 午前の部は9時30分に始まって(20分の休憩をはさんで)11時55分に終わりました。
 
午後も聞きたかったのですが一問一答の大磯議会(一般質問)とか別件用事があるので今度の全員協議会は27日の本会議終了後の全協ですね。
そして16日、17日、21日、22日の決算審査特別委員会があり特に16日の「バスで行く現地視察」なんか面白そうです。議会ウォッチ、全協ウォッチに関心ある方、声をかけて下さい。一緒に行くようにしましょう。







全国オンブズマン富山大会

第17回市民オンブズマン全国大会が9月4日(土)〜5(日)、富山市で開催され全国から260人が集まりました。
 
初日は基調報告や全体報告で代表幹事の井上博夫岩手大教授が大会テーマの「予算編成」について講演(写真上)、「市民参加の機会をさらに増やしていかねばならない」と呼び掛けました。
 
予算編成過程の透明度・全国情報公開のランキング、政務調査費問題などがパワーポイント(写真A)で報告されました。http://mainichi.jp/area/toyama/news/20100905ddlk16040362000c.html
 
 そのあとの分科会は@「政務調査費裁判作戦会議」、A「初めての市民オンブズマン」、B「談合問題分科会」、C「情報公開」、D「議会改革シンボジュウム」、E「住民訴訟の課題」など6つで私は二宮町にも講演に来てくれた赤倉さんがいる「議会改革シンボジュウム」(写真B)に参加しました。
 
パネラーは北海道栗山町議会事務局長として全国初の「議会基本条例」制定に携わった中尾氏、議員に通信簿で有名な「相模原市議会を良くする会」の赤倉代表と「議会ウオッチャー仙台からの報告」という事で仙台オンブズマン小野寺弁護士でした。
写真B左から中尾氏、赤倉さん、小野寺さん。
 
 終わってから懇親会があったのですが私達は赤倉さんや岩手の先輩の那須さん(新宿区議)と夕食にしました。写真(下)は左から和田さん(相模原オンブズ事務局長)、赤倉さん、私と那須先輩です。
 
2日目の5日は各報告、地域の活動報告等があり大会宣言を採択し閉会となりました。来年は長野県松本市で開催の予定です。
 
そのあとの交流会は15時頃まで参加し 15時49分の「はくたか」で帰りました。東京駅までは那須先輩と一緒で二宮の自宅には21時30分頃に着きました。色々、感じたこと勉強した事はこれからの運動に活かして行きたいと思います。







2010/09/08 15:49:13|緑が丘地域、自治会
ぶどう狩り・・夢クラブバス旅行

暑い中、「ぶどう狩り」に行って来ました。
 
今日は台風の余波で雨ですが「ぶどう狩り」の昨日はとてもいいお天気で最初の休憩地、足柄SAからは流れる雲と富士山が良く見えて(写真2)、どこからも富士山が綺麗に見えました。
 
東富士五湖道を通って花の都公園(写真3)、枝豆堀、漬物屋、トルマリン工房、ワイン工場、巨峰狩りと回りました。
 
 このバス旅行は夢クラブ二宮(総員60名、バス4台)の毎年の企画で初めて参加したのですが肝心のワイン工場や巨峰狩りの時間が少なく全然、ゆっくり出来ませんでした。それで漬物屋、トルマリン工房は時間を持て余してたし むしろお土産買いめぐりみたいな内容のこの企画の中味は次回から入れない方がいいと思います。
 
 帰りはバスの中で「歌声喫茶」、ほとんどの人がお土産をどっさりと抱えてご満悦だったようです。







議員年金廃止の請願は不採択に・・二宮町議会
9月6日、池田、西山(宋)、杉崎、松木各議員の4名の反対で「議員年金廃止の請願」は委員会不採択になりました。賛成討論は小笠原、城所議員の2名でした。
 
 私は二宮町議会に「議員年金廃止の請願」と議会改革の請願を2本(議会質問を一問一答式にする事、全員協議会を公開する事)の計3本を出していて 議会事務局から「請願に臨む事前説明があるので15分前に来るように」と連絡を貰っていました。
 
 そこに行って まず驚いた事は総務建設経済常任委員長の二見議員、副委員長の池田議員からの詰問でした。
「請願を出しておきながら、3日(請願の委員会付託を決めた本会議初日の事)に何故、来なかったのか?初日にやってんだよ。紹介議員に失礼だろう!(請願を出すのが)真剣なのか、態度を(全議員に)見られているんだ。」と。
 
「(私が)何を見られているんですか?」の問いに「それだけ言われたら わからないようだと駄目だ。」と体を斜めに椅子に踏ん反りかえったまま、威嚇するように池田議員は言いました。
その態度の横柄さに(この議員はいったい、何様だと思っているんだろう。会社の社長でも従業員にそんな態度を一度も取らなかった。議会で○○○○している○○○○○だけの議員に「真剣に請願を出しているのか。」等と言われたくないと思いながら)
 
私は「3日に来れない事は紹介議員と議会事務局には伝えてあったし私が傍聴出来なかった事が 議員が議会質問しないとか(市民から)議員の仕事で言われる事と次元が違うでしょう。(請願の本質から外れた)そういうレベルの議論になるんですか?」と思わず聞いてしまいました。
 
 請願者への注意事項は「議員からの質問に手を挙げてから答える。」だけでそれだけの事ならわざわざ15分も前に呼びつける事も無かろうに、、とも思いました。
 
 9時半から委員会が始まり 請願主旨の説明は3日(初日の本会議)に紹介議員がやっているので重複しないように請願文は省略し簡単に主旨説明し質問を受ける事にしました。
 
議員からの主な質問は「添付の資料はいつの時点でどこから出されたものなのか、請願者は市町村議員共済会と連絡を取って出しているのか?」
「年金は自分で積み立てている。廃止になるとそれはどうなるか?積み立てた年金を廃止しろという権利は請願者にあるのか?」
「オープンな二宮議会をめざす会で請願を出しているがいつ立ち上げ、会員は何人か?」「請願は(紹介議員の)原議員から頼まれたから出したのか?自分で書いたのか?原議員とはどういう関係か?」
 
「請願者は年金を貰っているのか?請願者は年金が無くなったらどうするのか?」とまぁ、何年も議員さんをやっている人が自分で考えればわかりそうな事、請願の本旨と全く関係ない事を次から次と質問されました。
 
私は地方議員年金が2011年度には積立金自体が枯渇する事、財源不足を公費で負担していて二宮町でも22年度負担が829万円になる事、廃止するにしても1兆3千億円超の公費がかかり廃止しないともっと負担し続けなければならない事、議員年金は12年で貰え他の年金と2重に貰える等の特権的な年金である事、そして廃止は国も地方も厳しい財政の中で時代の流れである事、廃止の場合の掛け金の返還やOB議員への支給についての総務省案の説明等を自分なりにしました。
 
 池田議員が「議員年金廃止があらゆる他の年金に適応されると大変だから不採択」とわけのわからない理由で請願に反対し小笠原、城所議員が請願の採択を主張してくれましたが委員会不採択となりました。
 
 最終的な本会議での採決は9月27日(月)午後1時からです。11月町議選挙前に「議員が何を考えているのか。」よくわかる議案ですので大勢の方に傍聴に来て貰いたいと思います。その日はテレビ放映もされます。
今日、同時に行われた「一問一答式」と「全員協議会を公開する事」の議会改革を求める請願の委員会審査の報告はそのうちおりをみて致したいと思います。ご意見をお寄せ下さい。