9月6日、池田、西山(宋)、杉崎、松木各議員の4名の反対で「議員年金廃止の請願」は委員会不採択になりました。賛成討論は小笠原、城所議員の2名でした。
私は二宮町議会に「議員年金廃止の請願」と議会改革の請願を2本(議会質問を一問一答式にする事、全員協議会を公開する事)の計3本を出していて 議会事務局から「請願に臨む事前説明があるので15分前に来るように」と連絡を貰っていました。
そこに行って まず驚いた事は総務建設経済常任委員長の二見議員、副委員長の池田議員からの詰問でした。
「請願を出しておきながら、3日(請願の委員会付託を決めた本会議初日の事)に何故、来なかったのか?初日にやってんだよ。紹介議員に失礼だろう!(請願を出すのが)真剣なのか、態度を(全議員に)見られているんだ。」と。
「(私が)何を見られているんですか?」の問いに「それだけ言われたら わからないようだと駄目だ。」と体を斜めに椅子に踏ん反りかえったまま、威嚇するように池田議員は言いました。
その態度の横柄さに(この議員はいったい、何様だと思っているんだろう。会社の社長でも従業員にそんな態度を一度も取らなかった。議会で○○○○している○○○○○だけの議員に「真剣に請願を出しているのか。」等と言われたくないと思いながら)
私は「3日に来れない事は紹介議員と議会事務局には伝えてあったし私が傍聴出来なかった事が 議員が議会質問しないとか(市民から)議員の仕事で言われる事と次元が違うでしょう。(請願の本質から外れた)そういうレベルの議論になるんですか?」と思わず聞いてしまいました。
請願者への注意事項は「議員からの質問に手を挙げてから答える。」だけでそれだけの事ならわざわざ15分も前に呼びつける事も無かろうに、、とも思いました。
9時半から委員会が始まり 請願主旨の説明は3日(初日の本会議)に紹介議員がやっているので重複しないように請願文は省略し簡単に主旨説明し質問を受ける事にしました。
議員からの主な質問は「添付の資料はいつの時点でどこから出されたものなのか、請願者は市町村議員共済会と連絡を取って出しているのか?」
「年金は自分で積み立てている。廃止になるとそれはどうなるか?積み立てた年金を廃止しろという権利は請願者にあるのか?」
「オープンな二宮議会をめざす会で請願を出しているがいつ立ち上げ、会員は何人か?」「請願は(紹介議員の)原議員から頼まれたから出したのか?自分で書いたのか?原議員とはどういう関係か?」
「請願者は年金を貰っているのか?請願者は年金が無くなったらどうするのか?」とまぁ、何年も議員さんをやっている人が自分で考えればわかりそうな事、請願の本旨と全く関係ない事を次から次と質問されました。
私は地方議員年金が2011年度には積立金自体が枯渇する事、財源不足を公費で負担していて二宮町でも22年度負担が829万円になる事、廃止するにしても1兆3千億円超の公費がかかり廃止しないともっと負担し続けなければならない事、議員年金は12年で貰え他の年金と2重に貰える等の特権的な年金である事、そして廃止は国も地方も厳しい財政の中で時代の流れである事、廃止の場合の掛け金の返還やOB議員への支給についての総務省案の説明等を自分なりにしました。
池田議員が「議員年金廃止があらゆる他の年金に適応されると大変だから不採択」とわけのわからない理由で請願に反対し小笠原、城所議員が請願の採択を主張してくれましたが委員会不採択となりました。
最終的な本会議での採決は9月27日(月)午後1時からです。11月町議選挙前に「議員が何を考えているのか。」よくわかる議案ですので大勢の方に傍聴に来て貰いたいと思います。その日はテレビ放映もされます。
今日、同時に行われた「一問一答式」と「全員協議会を公開する事」の議会改革を求める請願の委員会審査の報告はそのうちおりをみて致したいと思います。ご意見をお寄せ下さい。