私が競輪を始めた頃に彗星のごとくデビューし 以降S級トップでグランドスラムをはじめ 輝かしい業績を築いてきた神山雄一郎さんが 昨年暮れに引退いたしました。
今年四月からは競輪選手養成所の所長に 就任されるそうで第二の人生の ご活躍も期待しております。
インタビューや彼のレースをYouTubeで 観ておりましたら1993年に彼が初めて G1レースを優勝した宇都宮のレースも アップされておりました。
レースが終わって表彰式が始まる直前の 11分48秒のところで、当時宇都宮まで遠征していた 私と杉山アカゾウの姿が数秒ですが映し出されておりました。
神山選手を祝福するファンに混じって我々は仏頂面。 もちろん車券を外したからに他なりません。 私は神山様の番手をまわる 俵信之選手から勝負していたのでした。 遠征に来れなかったマサアキ氏に頼まれた車券だけ的中。 帰ってきてからマサアキ氏に 「オマエとアカゾウがバカ面並べてるところ映ってたぞwww」 と大笑いされた思い出が甦ってきました。
そういえば前半のレースで資金が足りなくなって 競輪場から宇都宮駅周辺の銀行まで 金を下ろしに行ったことも今思い出しました(泣)。
神山さん本人もこのG1初優勝が思い出に残るレースと 言われておりましたが、私自身も神山さんのレースで この日のレースが一番印象に残っております。
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