大阪都構想03
大阪都構想 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 大阪20都区構想 大阪都20区の区割り (2010年3月 / 大阪維新の会内部資料を元に作成) 大阪都構想については前述のとおり、戦後いくつか動きがあったが本項では2010年に明らかになった橋下徹と大阪維新の会の構想を記載する。
2010年(平成22年)3月、橋下知事(当時)を代表とする「大阪維新の会」が発表した行政構想。大阪府全域を「大阪都」とし、大阪市・堺市の政令指定都市を解消させ大阪府と一体化させる大阪都構想を提唱し2015年までの実現を目指している。 東京都の東京23区のように「大阪都20区」を設置。東京都23区に例えると20区内の固定資産税・法人税の税金などを収入を都の財源とし、20区内の水道・消防・公営交通などの大規模事業を都が行い、住民サービスやその他の事業は20区の独自性に任せる事を目的とする[15]。 大阪20都区 現在の大阪市24の行政区を合併し8都区、堺市は7つの行政区を3都区に再編し周辺9市を特別区として大阪都20区に設置する。 大阪都20区の首長は区長を設置し、区議会議員による区議会を設置。区長と区議会議員は選挙で選出する方式とする[16]。
大阪市再編 2012年11月14日、市の公募区長プロジェクトチームが、大阪24行政区を再編し5区と7区の特別区にまとめる素案を、橋下市長へ提示し公表した[17]。素案では、夜間人口30万人規模の7区案と、45万人規模の5区案を軸とし、税収上位2区である北区と中央区をそれぞれ分離もしく合体はする計4案となっている。2013年2月27日、第1回大阪府・大阪市特別区設置協議会が開催され、区割り案における25年後(2035年)の推計人口や鉄道網体系などが示された[18]。
北区・中央区分離 北区・中央区合体 7区案 都島区、北区、福島区 0299,493 都島区、北区、中央区 0337,845 此花区、西区、港区、大正区、西淀川区 0372,050 此花区、福島区、西区、港区、西淀川区 0417,282 天王寺区、中央区、浪速区 0272,851 天王寺区、浪速区、東成区、生野区 0311,810 淀川区、東淀川区 0268,929 淀川区、東淀川区 0268,929 城東区、東成区、旭区、鶴見区 0383,838 城東区、旭区、鶴見区 0313,166 平野区、生野区、東住吉区 0336,493 平野区、阿倍野区、東住吉区 0330,749 西成区、住之江区、阿倍野区、住吉区 0345,753 西成区、大正区、住之江区、住吉区 0299,626
5区案 都島区、北区、淀川区、東淀川区 0481,511 都島区、淀川区、東淀川区、旭区 0425,450 此花区、福島区、港区、大正区、西淀川区、住之江区 0432,242 此花区、福島区、西区、港区、大正区、西淀川区 0458,961 城東区、東成区、生野区、旭区、鶴見区 0477,388 城東区、東成区、生野区、鶴見区 0413,314 平野区、阿倍野区、住吉区、東住吉区 0443,333 平野区、住之江区、住吉区、東住吉区 0442,197 西成区、中央区、西区、天王寺区、浪速区 0444,933 西成区、北区、中央区、天王寺区、浪速区、阿倍野区 0539,485 数字は区割り案の基準とした2035年の推計人口。
大阪都構想の利点と欠点 利点 大阪市と堺市が合併し大阪都になることによって行政が一つに統合され、各区へ予算分配でき効率化が図れるものと推測される。 自治体としては権限の小さい大阪市24区・堺市7区の再編を通じて、各区の権限が大きくなり住民の声を反映しやすくなる。 首都機能を兼ね備えることに伴い、各地域に地下鉄等公共機関への延伸・新線を通じて利便性・生活性が高まり景気が上がる起爆剤になる。 万が一災害があっても副首都として機能し直ちに復興への指示・連絡、作業の効率化が高まる。 道州制へ向けた、地方分権へのステップとなる。 また、府市が一体化されれば、大量の役人が不要になる。とりわけ大阪市役所は全国有数の“役人天国”として知られ、現業部門の給料が特に高い。交通局が運営する市バスの運転手の平均年収は民間の2倍近い800万円弱(2009年)。過去には都市環境局で下水道の維持管理などに従事する職員の3割が年収1000万円を超えていたことも批判された[19]。
欠点 大阪都は地方分権を推進を目指しているため、基礎自治体の財政力・行政能力向上を目的とした平成の大合併に逆行し、大阪市・堺市が11の特別区に分割されるため、府下の基礎自治体数が43から50程度に増加し、府内全体で行政費用が高く行政効率が悪くなり、基礎自治体が増加で施策の整合性も取りにくくなるとの懸念もある[20][21]。
特別区へ税収を再分配する都区間財政調整制度を例にすると、大阪都20区内の固定資産税・都市計画税・法人税などの収入を都の財源とするため、都による財源の再配分のあり方によっては特別区の財源が不足し、地域によっては住民生活に密接した行政サービスが低下する可能性がある[22][23]。
大阪都に移行した際、大阪市と堺市の政令指定都市と周辺都市を廃止・再編し特別区設置の区割りは難題とされ、再編実現には対象地域の議会の議決に加え、住民投票で過半数の賛成を得る必要があり、大阪市と堺市の各区と周辺都市には歴史や住民の愛着などあることから、区割りの組み合わせ次第で税収の多い特別区と少ない特別区が生まれ格差が生じ、税収を回す財政調整の仕組みも簡単に導入できるかどうか不透明な部分があることから地元の準備作業も区割りを中心に息詰まる懸念もある[24] [25]。
議員増や議会増によって議員報酬の総額や議会にかかる予算が増えることや、「大阪市と堺市の議員数が増えることにより議員になりやすい」と考える政治家など不届き者が出てくるといった問題を指摘。この懸念に対して橋下市長は「区議を無報酬にすれば数を増やしても金はかからない」と述べているが、無報酬になれば相当の収入がある人や資産家などしか区議会議員になれず、金持ちしかなれない仕組みになるのではと指摘されているが、地方自治法203条では、「議会の議員に対し議員報酬を支給しなけばならない」と議員報酬の支給が義務づけられているため議会議員を無報酬とすることは不可能[26]。
各方面の大阪都構想に対する反応 大阪府知事・副知事・大阪市長・堺市長 2011年11月27日に実施された大阪府知事選挙・大阪市長選挙は大きな争点で、大阪都構想を推進する大阪維新の会に所属する候補者がそれぞれ勝利した。
松井一郎大阪府知事 「橋下市長同様に、関西州を初め地方分権・地域主権・道州制を目指し1歩でも進めるようなスタンスで臨む」と就任時に抱負を語った。大都市地域特別区設置法については「広域機能の一元化や大阪市を特別区再編など、めざすべき大都市制度の枠組みを考え、大都市制度推進協議会において議論を行うとともに、法定協議会設置に向けて準備を進めていきたい。大阪府と大阪市の壁を越えて、新しい大阪づくりの再建、広域行政一元化、府市二重行政の見直しを初め、病院や大学の統合、港湾管理の一元化、信用保証協会の統合など、これまでできなかった取組みを府市一体を実現したい」と語った[27] [28]。 植田浩大阪府副知事 「大阪都構想は着実に達成する必要がある。広域行政の一元化や基礎的行政機能の充実・強化は有意義があり、積極的に進めるべき。府の財政は厳しい状況にあるため再建すべき」と見解を示している[29]。 橋下徹大阪市市長 市長就任会見時「大阪都構想は最後の恒久的な永続制度。府市統合本部は都構想のある意味決定する仕組みの中身の部分で政策ではなく決定時の仕組みの中身の部分。これまで大阪府庁・大阪市役所という都道府県に匹敵する役所が2つ存在していたから議論しても結局決まらなず、100年戦争と言われた府市合わせの時代で、物事が決まらなかった問題を解決していく制度が都構想である。恒久的な制度とするための大阪都構想へ制度化にしなければいけない。松井知事と僕で物事をこう進めていきますが、大阪都っていう制度を実現する」と述べた。大都市地域特別区設置法を初め国会で大阪都構想法案が成立した事は「本当によかった。議論が出来て自分自身が思ったことが実現される事について、いろんな批判がある中でが民主主義のプロセスと改めて感じたが、法案ができてやっとこれで入口。大阪維新の会で統治機構を変えるっていうのは掲げているが、普通の政治グループでは言えないことだっていうふうに思っている。大阪都構想の事例で認識し、国が大阪維新の会が考える統治機構変革に賛同は嬉しいが言うだけでは変わらない。日本各地で自治体のあり方、大都市のあり方についていろいろ議論が起こるのはいいことだがペーパーにまとめるだけでは何にも変わらない。やっぱり最後は選挙を通じて政治闘争するしかないのではなかろうか」とした[30] [31]。
横浜市 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 よこはまし 横浜市 上:横浜みなとみらい21 左中:横浜中華街、右中:日本丸 左下:横浜駅西口前、右下:横浜マリンタワー 横浜市旗 横浜市章 1909年(明治42年)6月5日制定[1] 国 日本 地方 関東地方 都道府県 神奈川県 団体コード 14100-3 面積 437.38km² 総人口 3,698,437人 (推計人口、2012年12月1日) 人口密度 8,460人/km² 隣接自治体 北 - 川崎市、東京都:町田市 西 - 藤沢市、大和市 南 - 横須賀市、鎌倉市、逗子市 市の木 イチョウ、ケヤキ、サザンカ、 サンゴジュ、シイ、ツバキ 市の花 バラ 他のシンボル 横浜市歌 横浜市役所 所在地 〒231-0017 神奈川県横浜市中区港町1丁目1番地 外部リンク 横浜市 公式サイト (日本語) ■ ― 政令指定都市 / ■ ― 市 / ■ ― 町 / ■ ― 村 ウオッちず Google Map bing geohack mapfan yahoo navitime ゼンリン
横浜市(よこはまし)は、関東地方南部、神奈川県の東部に位置する都市で、同県の県庁所在地。政令指定都市の一つであり、18区の行政区を持つ。現在の総人口は日本の市町村では最も多く、人口集中地区人口も東京特別区に次ぐ。そのため、都市圏や拠点性を考えないものとすると、日本の第二都市を形成しているといえる。
横浜市政が指定する都心(ツインコア)は、都心(関内·関外·みなとみらい21・横浜駅周辺)と新横浜都心である。副都心としては、鶴見駅周辺、港北ニュータウンセンター、二俣川・鶴ヶ峰周辺、戸塚駅周辺、上大岡駅周辺が指定されている。横浜都心(ツインコア)と各副都心間は、横浜市営地下鉄のブルーライン・グリーンラインによって結ばれる計画となっている。また、神奈川県内の市町村で面積が最も広い。旧武蔵国と旧相模国の一部。
目次 1 概要 2 地理 2.1 地形 2.2 気候 3 歴史 3.1 現市域各地の前史 3.2 神奈川開港と都市横浜の誕生・発展 3.3 震災と戦災・接収の時代 3.4 戦後の発展 3.5 行政区域の変遷 4 人口 5 市政 5.1 歴代市長 5.2 議会 6 国政・県政 6.1 国等の機関 6.2 県の機関 6.3 国会議員 6.4 県議会議員 7 地域 7.1 行政区 7.2 インフラ整備の状況 7.3 隣接している自治体・行政区 8 観光 9 経済 9.1 産業 9.2 本社を置く主な企業 10 交通 10.1 航空 10.2 船舶 10.3 鉄道路線 10.4 路線バス 10.5 道路 11 文化施設 12 教育 12.1 大学・短期大学 12.2 学校教育以外の教育施設 13 職業訓練 14 自治体間交流・国際交流 14.1 自治体間交流 14.2 国際交流 14.2.1 姉妹都市など 14.2.2 総領事館など 14.2.3 海外事務所 14.2.4 その他の連携協定 15 横浜市に関する作品 16 マスコット 17 横浜市の人物 17.1 著名な出身者 17.2 著名な居住者・元居住者(地方出身者含む) 18 脚注 19 参考文献 20 関連項目 21 外部リンク |