8月22日の夜明け前3時ごろから支度をして、4時ごろから御前峰頂上を目指します。面倒がってゴアテックスもどきの合羽を着てこなかったのがちょっと失敗。風が吹いていて寒いです。早くから登り始めている人が大勢いるため、登山道が懐中電灯やヘッドランプの光で筋になって見えています。登っている途中で神職の方が羽織はかま姿ですごい勢いで登ってきました。毎日のことなのでしょう、こんな高地でも息も切らさず一気に大勢の登山者を追い越して行きました。ものすごい人でごった返している頂上で日の出を待っていると、先ほどの神職が遠くに見える剣岳を始めとする山々や白山五山を指さしながら一つ一つ説明してくれました。さらに白山の歴史についても有史以前はここが大きな湖であったとか、越前福井の泰澄大師によって717年に開山されたなどの話を聞いているうちに御来光の時間になり、万歳三唱をして写真を撮ったりしました。薄く雲がかかった山々は神秘的な美しさがあります。朝日に照らされた室堂のロッジはなにかヨーロッパの絵葉書に出てくる風景のようです。奥宮に参拝して室堂に戻って朝食をとって下山開始しました。なぜか今日は左足のくるぶしが靴の内側に当って痛いので、詰め物をしてくるぶしが当らないようにしましたが、下りはスローペースになってしまいました。 写真はクリックで大きくなるものもあります。 |