yonecルーム

豊かな人生を歩んできたと自負する私の小さな部屋をちょっとのぞいてみませんか。現在、過去、未来そして趣味、思うまま自由に書いています。「人生楽しく!」それが私のモットーです。
 
2012/02/13 17:38:54|映画・ドラマ
ALWAYS三丁目の夕日

夫に誘われてホントに久しぶりに映画を見に行って来た。何を見るか散々迷って結局、夫の見たい「三丁目の夕日」に決めた。大正解だった。
泣けて笑えて心が温かくなるとてもいい映画だと思う。古き良き昭和の時代にタイムスリップしたよう。登場人物がみんないい人でまことに心地よい。俳優さんが一作目、二作目、とそっくりそのままというのも嬉しい。堀北真希ちゃん演ずる「ロクちゃん」こと六子は、田舎っ子から素朴さを残しながら美しく魅力的な女性に成長。一平クン、淳之介クンも幼い時の面影を残したまま大きくなっていた。「大きくなったのね。」と映画の登場人物なのに、知っているお子さんのように感慨深い。
両親の愛情を一身に受けて育ち、わがままでやんちゃな一平クン。かたや売れない小説家茶川龍之介(吉岡秀隆)と元ダンサー、ヒロミ(小雪)夫妻と暮らす淳之介クン。どっちもいい。泣かせるのは淳之介クン。母亡き後、ヒロミから茶川に預けられビンボーな彼のもとで一切わがままは言わず、ひたすら彼を慕って生きてきた。会社社長の実の父が迎えに来ても行かなかった。(このくだりは二作目)
生活力の無い超さえない茶川の本質を見抜き、自分を愛してくれるのはこの人だと必死にしがみついている姿がいじらしい。茶川夫妻に待望の赤ちゃんが生まれる。淳之介を前に「お前のお兄ちゃんだよ。」と生まれたばかりの赤ちゃんに語りかける茶川。4人で幸せに暮らすのかと思ったら違った。
絶縁状態だった自分の父の本当の愛情を、死後に知った茶川は親とはどうあるべきかを悟る。淳之介との親離れ、子離れが泣かせる。不器用だけれど心から自分を愛し育ててくれた恩に報いるため、茶川の敷いたレールの上を進もうとする淳之介をぶん殴って、自分の思う道を進めと追い出す茶川。「お前なんか邪魔なんだよ!」と突き放す茶川の、本当の心を知っている淳之介は大好きな茶川の元を去る。孤独の中で巡り合った二人はお互いを大切に思い、深い絆で結ばれているのだけれど、お互いのために分かれるのだ。
ロクちゃんの切ない恋も、泣かせる。もっともこちらは、もたいまさこさん演ずるタバコ屋のおばさんが間に入って笑わせもする。恋の結末は甘くてチョット納得がゆかない面もあるけれど、まあハッピーエンドでめでたし、めでたし。ウエディングドレスのロクちゃんが初々しくてとってもきれい。いい夫婦になるだろう。
夕日町三丁目の心温まる優しい光景はかって、日本のいたるところで見られたのだと思う。高度成長期を過ぎて人々の暮らしがとんでもなく豊かになった結果、世の中はギスギスしたぬくもりの少ない社会に代わってきたように思う。豊かで便利な社会はありがたいけれど、このまま突っ走って行ったら地球はどうなるのだろうなどと、少し心配もしている。
ほのぼのとした気持ちで映画館を後にして、お寿司屋さんに直行。一年経って元気になったお祝いに好きなものを好きなだけ食べた。
さすがに少し疲れたけれど大満足の一日だった。





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