続人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。                かすみ食へどまだ仙人になりきれず
 
2017/03/10 13:40:00|漢詩 訳詩
白木蓮虚空の風に逆へる




白木蓮が咲きました。

くすんだ空に咲きました。

ひとひらもいまだ散らざる白木蓮。

ひとひらもいまだくすまず白木蓮。

寒木瓜がとぼけた顔で見上げます。

きょうの空はあかるいな~



白木蓮虚空の風に逆へる 





まだ風は冷たいですね

春風駘蕩とまでは

まだすこしですかね~







「答武陵田太守」


          (唐)王昌齡



仗剣行千里  剣によって千里を行く

微駆敢一言  微駆あえて一言せん

曾為大梁客  かつて大梁の客となれり

不負信陵恩  信陵の恩にそむかじと





 「 いち 」

          
         (訳詩)はぐれ雲



剣を仗ついて 千里をあるく


つまらん身ではございますが


一言いわせてもらいます


かつては大梁にわらじを脱いで


一宿一飯のお世話になりました


信陵君のおなさけで


今ではおてんとさんの下を


歩けるのでございます


信陵君のご恩を裏切るなんて


ぜったいにありません


お役にたちたいとお役にたちたいと


いつも思っているのでございます



座頭市春風駘蕩馬の耳


















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