深夜トイレに起きて
雨の降っているようである
すこし寒い
そのまま眠れずに知る小腹の空きを
冷蔵庫を覗く
餃子の小パック焼き餃子6個入れ
おととい買ったものか浜松餃子との名
ああそうか宇都宮のライバルだな
チーンする。
黒酢、辣油、味の素、生醤油、
これらの調合がたのしいのだ
すこし辛めにしようかな~
いつもならニンニク一片をおろすのだが
めんどうだからやめて
とりあえず銀麦
うまい餃子だな~豚肉大蒜野菜等かな
焼き餃子である。
まろやかな辛さ、これは我が調合の成果
が半分を占める。
二個食べ終わるころ銀麦二缶
次は日本酒に移る。
囲碁の新年会で収穫した越の景虎超辛口
もう体は暖かくなってきた。
やがてじっとりと汗のにじむころ
そば焼酎へと移っていく
吾輩酒を選ぶときとつまみを選ぶ時が
あるが、自分の家じゃあ
一人暮らしじゃあ、冷蔵庫を覗くだけで
贅沢は言えないのだ、だがしかし、
いまの最高の嬉しさは時間無制限
制約全くなし
これがまた本当の自由自在
詩人の楽しみ空想夢想われ思う我感じる
そこにのみわれあり。
そんな自由人ではあるが
こんなじかんはそんなにあるわけでは
ない。生きていることがすなわち
制約であるようでもあるのかな~
なかなかに浮世の亀は鳴きにけり
この俳句はあまり受けなかったな~
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