続人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。                かすみ食へどまだ仙人になりきれず
 
2016/02/19 21:47:02|漢詩 訳詩
現世もおそらく死後も春の色


いま

アメリカ大統領選と

地球の気象変動が面白い


ドナルド・トランプと

たちまち変わる 大寒暖 雨旱

雲の容は風をともなって

時時変化する


現世は変化を求めている

人々のこころは激烈な変化を願っている

現状維持に辟易としているのである


夢は現世(うつしよ)でみるものだ

詩(ポエム)には癒され楽しむものだ

唄ははっさん心の叫び



現世もおそらく死後も春の色




心地よい春らしい日でした








「 子夜四時歌 春歌 」

      (南朝 宋 無名氏)


自従別歓後  歓に別れてより後

歎音不絶響  たんおん響き絶えず

黄檗向春生  黄檗春に向かった生じ

苦心随日長  苦心日に随って長ず



歓(かん)huan1

①、よろこぶ ②、宴会の楽しみ

③、嬉しい人の意。よって、女性が

恋人を呼んだことば。 あなた


歎(たん)tan4

なげく。よって歎音tan4yin1

は溜息。


黄檗(おうばく、きはだ)

樹皮は生薬、健胃のほか、染料にも

用いる。芯は苦い。




「子夜 春の苦み」

        (訳詩)はぐれ雲



あなたと別れてから

いつもためいき

きはだは春によくのびる

その苦い苦い芯も

わたしの苦々しい気持ちも

日の長くなるごとに

苦みもますます深くなる







子夜(しや)について

南北朝時代、

南朝の都 建康(今の南京)を

中心とする呉の地方に流行した歌。

子夜という女性がいて、

その歌った歌が物悲しく、人の心を

打ったので、みながそれを子夜歌と

いってもてはやし、人々真似をして

作るようになったといわれる。


















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