いま
アメリカ大統領選と
地球の気象変動が面白い
ドナルド・トランプと
たちまち変わる 大寒暖 雨旱
雲の容は風をともなって
時時変化する
現世は変化を求めている
人々のこころは激烈な変化を願っている
現状維持に辟易としているのである
夢は現世(うつしよ)でみるものだ
詩(ポエム)には癒され楽しむものだ
唄ははっさん心の叫び
現世もおそらく死後も春の色
心地よい春らしい日でした
「 子夜四時歌 春歌 」
(南朝 宋 無名氏)
自従別歓後 歓に別れてより後
歎音不絶響 たんおん響き絶えず
黄檗向春生 黄檗春に向かった生じ
苦心随日長 苦心日に随って長ず
歓(かん)huan1
①、よろこぶ ②、宴会の楽しみ
③、嬉しい人の意。よって、女性が
恋人を呼んだことば。 あなた
歎(たん)tan4
なげく。よって歎音tan4yin1
は溜息。
黄檗(おうばく、きはだ)
樹皮は生薬、健胃のほか、染料にも
用いる。芯は苦い。
「子夜 春の苦み」
(訳詩)はぐれ雲
あなたと別れてから
いつもためいき
きはだは春によくのびる
その苦い苦い芯も
わたしの苦々しい気持ちも
日の長くなるごとに
苦みもますます深くなる
子夜(しや)について
南北朝時代、
南朝の都 建康(今の南京)を
中心とする呉の地方に流行した歌。
子夜という女性がいて、
その歌った歌が物悲しく、人の心を
打ったので、みながそれを子夜歌と
いってもてはやし、人々真似をして
作るようになったといわれる。
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