人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2014/12/06 13:22:00|俳句中心
冬の烏瓜蔓を頼りに石垣に






皇居の堀の石垣に

真っ赤な色の烏瓜

そのいろを競うあいては冬紅葉

頼りにするは枯れた蔓

やせてもかれてもこの蔓は

おれのうまれたそのときから

ず~っと ず~っと 命の蔓よ~

いまを盛りの乾通りの冬紅葉

一日八万五千人の見物人を集めても

盛りはそれほどつずかない

やがて木枯らしぴゅーぴゅーと

冬紅葉にも散る紅葉

そんな季節がやってくる

そのときおれのたよりの蔓は

まだまだしっかりささえてくれる

だれが言ったか烏瓜

ただの鴉とちょと違う

真っ赤な火を噴く八咫烏

自慢のいろはおとろえぬのさ~




冬の烏瓜蔓を頼りに石垣に





と言うことで、烏瓜は必死になって

冬紅葉とたたかっているのです。

いまは

冬紅葉に負けているかもしれないが

必ずやちかいうちに~

その色において

冬紅葉に勝つのだと~


吾輩は烏瓜をとる!










シリーズ皇居乾通の冬紅葉は

これでおわりにいたします!
















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