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2020/07/10 17:41:00|その他
上田秀一の独り言(191)>>>新型コロナウイルスの指令塔は誰?
2020-7-10 日付の日経電子版によれば、「東京都で10日、新型コロナウイルスの感染者が新たに243人確認されたことが関係者への取材で分かった。1日当たりの新規感染者として9日の224人を上回り、過去最多を更新した。都内の感染者は累計7515人となった。都内ではホストクラブなど「夜の繁華街」関連の感染が増えている。加えて、家族内や職場内、会食などを通じた感染が増え、感染経路に広がりが見られる。都は対応病床の上積みや検査体制の拡充を急いでいる。」とある。

新型コロナウイルス感染症対策の司令塔は西村経済再生担当相と見られているが、現下における感染症感染状況の拡大傾向は、明らかに感染源となりうる人間の移動拡大に伴うリフレクションであり、医学的見地からの対策よりは経済的見地からの対策を優先していることの証左であろう。もちろん、経済優先を謳う者は、「感染防止対策をとりつつ」という形容詞をもちいるのが常である。「検温・ウガイ・手洗い・マスク着用・3蜜回避」の念仏を唱えても、完全に感染リスクを防げるものではなく、「最大の感染リスク回避策は、幅広い検査の実施と感染者の適切な隔離である」ことを強調しておきたい。西村経済再生担当相が2律背反関係にある「経済再生と感染拡大の防止」というテーマを当面の政策課題と見做すならば、幅広い検査の実施と感染者の適切な隔離を強く提唱しなくてはならないが、そのような強い声は聞こえきていない。

さらに言えば、医学的見地から厚生労働大臣が、また経済的見地から経済再生大臣が提言をおこない、それを踏まえて内閣総理大臣が日本政府の意思としてどのような対応を取るべきかを総合的に判断すべきであろう。

本来であれば新型コロナウイルスの指令塔は内閣総理大臣が担うべきであり、それをしない安倍内閣総理大臣はその職責を放棄しているというべきであろう。

上田秀一