NET山岳会”HALU”

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2012/10/08 21:00:30|その他
吾妻連峰 前川大滝沢(沢登り)

写真上から順に
☆ナメ床がどこまでも続く・・・
☆滑川大滝120mの前にて
☆大きな深い釜を持った滝が幾つも出てきて飽きさせない!
☆食後に登った9m滝

日程:2012年10月6日(土)〜7日(日)
天気:曇り、午後から晴れ
行程:10H50
メンバー:AKINA(LD)、つっちぃ、momo、mikko

コース:
10/6)
平塚自宅12:15⇒厚木IC⇒東名・首都高・東北道⇒福島飯坂IC⇒17:30峠駅(テント泊)

10/7)
峠駅6:55⇒滑川林道起点前Ⓟ7:04→7:55滑川橋(入渓)8:14→9:28滑川大滝9:57→11:10ホラ貝沢出合→14:45入道ノ沢出合→15:39登山道→17:02大滝展望台→17:20滑川温泉→17:54滑川林道起点前Ⓟ⇒往路を帰路に付く

日記:
10/6)夜雨
 越後三山縦走を予定していたが都合で取りやめになったので、急きょAKINAさんの山行に加えていただいて前川大滝沢に参加させていただくことになった。

 AKINA車に順番にピックアップして頂いて、一路今宵の泊地となる峠駅に向かう。3連休の初日で道路の混みを心配したが出発した時間が遅かったので渋滞に嵌まることなく順調に峠駅に着く。

 峠駅に着いてビックリ。なんと駅構内がシェルターの中にあるだけでなく、その中が駐車場になっていて既に満車状態。かろうじて止める場所を確保してテントを2張り張る。屋根付なので雨が降っても大丈夫だねって喜んでいたら20時頃から降りだし、朝の5時までずっと雨が降り続いていた。あ〜
 
峠駅にはトイレは有るが水は飲用不可なので持参しなければならない。また、駅ホームの待合室で寝ているパーティーもいた。

10/7)曇り、午後から晴れ
 4時起床の予定だったが雨がずっと降り続けて止まないので、リーダーからもう少し寝ましょうと指示があったのでもう一眠り、微睡の中へ・・・・遡行は中止になっちゃうのかなぁ・・・
 5時頃、屋根を叩く雨音がしなくなったので、外を見ると小雨になっていた。
 
前川大滝沢は増水すると中級の沢に変わると渓友塾のHPに記載されていて少し不安になるが、とりあえず現地まで行って判断することになった。もし、沢がダメだったら登山道で大滝展望台まで行って滝を眺め、更に道の状態が良ければ大滝まで下って見ることにして、予定の時間より2時間遅れで峠駅を出発する。

 10/1から滑川温泉に続く林道が通行止めになっていたので林道の起点前のⓅに車を止めて1時間弱をトコトコ歩きで滑川橋に着く。平水の状態が分からないがやはり水量が多いような気がするが遡行は出来そうな感じだ。

 リーダーからmikkoさん先頭を行ってくださいと命を受けmikkoが先頭を歩くことになった。大岩の乗り越えと徒渉をくり返しながら進むと2段10m滝が現れた。釜が深いので左からヘつり気味に登って2段目に行く。2段目は少し水流の中を登ってから水流の左側を、フリクションを効かせて快適に登って行く。左岸からは30mナメ滝が素晴らしい眺めだ。落ち口の左端にO環の付いた支点あり。

 ナメと深い釜を持ったナメ滝が次々と現れ快適に越えて行くと標高910mで滑川大滝120mがお出ましなった。お〜素晴らしい!歓声が上がる。思う存分に眺めた後で滝の左側の泥のルンゼに付く踏み跡を辿って大高巻きに入る。

 高巻き中に側面から眺める滝も素晴らしい。泥ルンゼが終わると木や根っこを掴みながらどんどん高度を上げて行き、草付き状のルンゼのトラバースを2回経て大滝の更に上の2段10m滝も一緒に巻いて落ち口に出る。落ち口の左端に0環の付いた支点があったまさか大滝の登攀用じゃないよね!
 
 更に上部にも美しいナメと釜を持ったナメ滝が続き、登っても、登っても次々と現れる。またどの滝の釜も深いのでどうやって越えるか考えるのも楽しい。
 標高1055mでネコノ沢、1070mでホラ貝沢が出合い、確認しながら更に進んで行くが、滝の数が多すぎて遡行図と照らし合わせても直ぐにどの滝がどれだか分からなくなってしまう。

 途中で追い抜か荒れた川崎から早朝に出掛けてきたと言う、単独行の男性も多すぎて滝が分からなくなっていると言っていた。彼の足は速く直ぐに見えなくなってしまい、今回大滝沢で出会った唯一の人だった。

 標高が上がるに連れ紅葉の色づきも色鮮やかになりドンドン綺麗になって行く。
 9m滝の手前でランチタイムを取るが食事をしている間に寒くなってくる。
 食事を終えて9m滝の前に行くとかなり寒くなってきたのでここで全員雨具の上着を着る。

 9m滝のルートを読むが一番登り易そうなところは水の中の大きな石に乗って岩に取付くのだが見た目、壁から離れているように見えてmikko達には難しそうに見えた。何より水の中に落ちたくないのだ。次は滝の左側から登って滝の裏側をトラバースして登るルート、最後はつっちぃが草付きの中に岩が積み重なったような流れを見つけて、一緒に検討してる間に、AKINAさんが水中の中の大きな石に乗っかって壁に取付くルートで登ってしまった。聞くと問題ないよ〜の答えに女性陣も後に続く。確かに問題なく壁に取付くことが出来てホッ!深そうに見えても浅かったり、またその反対もあるので水中の中を見るのは特に水の苦手なmikkoにとって難しい・・・

 休む間もなくドンドン滝を越えて行くと今回の遡行で唯一ロープを出すことになった滝が現れた。見た目はどちらも壁が立っていて難しそうに見えるが左側にホールドスタンスを見出せそうに見えたのでmikkoが取りあえず様子見で取付いてみることに・・・

 途中まで水中にスタンスを見つけて渡り、人が登ったような形跡箇所を見つけたので取付いてみる。ホールドスタンスは細かく一見ないように思うがじっくり探すと結構あった。しかし岩が脆く剥がれる箇所もあったので慎重に登って落ち口に着く。
 
釜が深いので夏ならドボンしても問題ないと思うがこの時期は絶対に濡れたくないので、万が一に備えてここはロープを出すことにしてリーダーがロープを引いて登る。
                              mikkoは上から写真担当。ロープをフィックスして次にmomoちゃんがアッセンダーで登る。少し微妙な箇所の通過時に足が滑ってズル〜でドキッ!でも大丈夫。身の軽いmomoちゃん、直ぐに立て直しをして無事に落ち口へ。続くつっちぃも問題なく通過する。

 まだまだ滝とナメ床が続きます。標高1245m付近で頭上に吊り橋が見えた。現在は使われてなさそうだが渡ったらかなりスリルがあるだろうな〜
 吊橋を過ぎると巨岩帯の通過が待っていた。岩が大きすぎて登るのも一苦労・・・
 なるべく巻く様に通過して行くが登る時には一人では登りきれずにお尻を押してもらったり、引っ張り上げたりしながら越えて行く。

 標高1300mでは左岸に湧水群を眺める。紅葉と相まって素敵な景色だ。
 やっと巨岩帯が終わってホッ!もうナメ床は飽きたと内心思っていたがやはり歩きやすいので出て来た時は嬉しかった。

 標高1330mで右岸から桶木沢が出合う。苔むした綺麗な滝が印象的で谷の空中には電線が見えた。
 標高1355mで右岸側から入道ノ沢が出合う。時計を見ると14時45分。下山の事を考えるとここが遡行終了適地と全員一致で判断し、入道ノ沢へ進む。

 入道ノ沢には登山道が交差しているので登山道を探しながら進むが、見つけることが出来ずに??状態で高度計を見ると、既に標高差で40m進み過ぎていた。GPSで確認すると確かに登山道を過ぎていたので引き返すことにして下って行くと直ぐに登山道に付いている赤ペンキを左岸側に発見!mikko達の進行方向の登山道には赤テープも気にぶら下がっていた。

 下ってくる方向からだと正面に見える印も登りだと裏側になっていて見つけづらい位置に両方とも付いていたのだ。確かにこの印は沢屋の為に付いているのではなく登山道を歩く人が沢を対岸に移る時の為に付いているのだから見えにくいと言って文句は言えない。見つけることが出来なかった自分に注意力が足りなかったのだから・・・
 言い訳がましいが登山道の沢からの上がり口が草に半分覆われていて分かりづらかったのもあった。反省点として出合で標高差を何メートル登るかをしっかり確認していれば多分探すことが出来たのではと思う。ロスタイムの30分は大きい。

 登山道は沢に沿って付いていて時々、木々の隙間から大滝沢を見ることが出来た。そして桶木沢の出会いも間近に見ることが出来た。出合の滝が登れればエスケープに使えそうだ。小沢を2か所徒渉して大滝展望台でもう一度大滝をじっくり眺め、大滝に別れを告げて滑川温泉にヘッテンを使うことなく到着する。ここからは林道歩きなので暗くなっても安心だ。
 林道を30分ほど歩いたところでマッジク!ご厚意に甘えてあっという間にⓅに到着できてラッキー!ロスタイム分を取り返してしまった。

 朝方まで雨に降られて諦めかけた大滝沢だったが、現地に行って良かった!結果、計画通りの遡行が出来た。
 きれいなナメ滝とナメが果てしなく続き夢のような遡行出来たことに感謝だ!リーダー、つっちぃ、momoちゃんあ・り・が・と・う!楽しかったね!
記:mikko




     コメント一覧
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楽しい、きれいな沢だった!
噂どうりの素晴らしい沢でしたね〜
こういう沢他にもあるかなぁ?有ったら来年も行きたいね!
情報があったら誰か教えてください!難しくない沢を希望です。

mikko  (2012/10/12 22:20:06) [コメント削除]

素晴らしい!
スケールの大きさ、次々と出てくるナメ滝、ナメ感動!の連続。お釜が深い!夏だったらドボンも楽しそう!
適所で引っ張りあげてもらったり後から押してもらったり無事遡行できました。ありがとう!

つっちぃ  (2012/10/08 22:27:43) [コメント削除]

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