今日はお釈迦様の誕生日で「花まつり」です。 落語の世界ですと、お釈迦様は生まれるとすぐに歩きだし、天と地を指さし「天上天下唯我独尊」と喋ったそうです。 周りにいた大人が、「生意気な野郎だ。生まれてすぐに、こんなことを言う奴は、ロクな者になるはずがねェ。おそらく噺家でもなるんだろう。今のうちに甘茶でもぶっかけろ!」と、みんなで甘茶を掛けたら、かっぽれを踊った。 これは、冗談として、「天上天下唯我独尊」とは、「私が世の中で一番偉い」という意味ではなく、「誰にも、個人としての尊厳がある」という意味だとの説もあるそうです。 日本の政界のトラブルメーカーのように、「大変なおばちゃんがいる。女性というには、あまりにも、お年ですが」などと、お釈迦様は、決しておっしゃいませんよね。 |