本日、古文書解読クラブを開催しました。
久々に活動の様子を写真に撮りました。 小島本陣の「休泊帳」をテキストにしていますが、マイクロ写真の紙焼きをコピーしてテキストにしているため、文字が潰れて読みにくいことなどがあります。 その際は、原本を確認し、解読を進めています。 下の写真は、原本から、文字が意図的に切り取られている場所を確認しているところです。恐らく、訂正のため、切り取ったと考えられます。
さて、平成28年度第2回古文書解読クラブの記事で紹介した松平土佐守は、本日解読した箇所から、越前松平家の松平直良であることがわかりました。 前回から、正保3年の翌年、正保4年の帳簿を解読していて、通行した大名の名前が2順目に入りました。その結果、正保3年時に松平土佐守と言っていた大名が、松平但馬守に変わっていることがわかり、松平直良と特定できた次第です。 従って、「御訴者」と沖之島争論の関係はなくなりました。 再度、調べたいと思います。 |