大磯町郷土資料館ノート Oiso Municipal Museum

 
2015/08/08 17:14:00|古文書
平成27年度第5回古文書解読クラブの報告
写真を撮り忘れてしまいました…。

本日は、いつもの質地証文とは一風趣を異にした証文と、今年度初めての手紙を読みました。

この証文、なんと、譲地にする前、借地としていたときの証文を、今回譲地にするのでお返ししたいのですが、どんなに探しても見当たらず…、すみませんが、この事実を証文にしてお渡しします、という内容でした。しかし、この後、探していた借地証文は無事に見つかり、現在は伊東宗兵衛家文書の一つとなっています。

もう一つは、龍口寺の住職、日迦から伊東宗兵衛へ送られた手紙。龍口寺のお坊さんが、仏学を究めるために、上級の学校へ行きたいということで、宗兵衛へ学資金の援助を願ったものでした。10代伊東宗兵衛祐正は、熱心な日蓮宗の信者であったことでも知られています。この手紙を受け取った宗兵衛は、次代の11代宗兵衛祐智と考えられますが、父の影響を受けて日蓮宗の寺院とつながりがあったことがうかがえます。
この手紙は、仏教用語が多く、難しかったですね。