フランス厨房 ル パスポート

大自然から食材を採取し、全て無添加自家製に徹した料理を作るために、日々奮闘する私の姿です 魚市場や山での出来事を中心に、野趣豊かなフレンチの創作日記です
 
2007/05/09 10:50:37|究極の食材ジヴィエ
私の犬は・・・
私の狩猟は全てレストランの営業の為、決して趣味ではない!
狩猟は単独猟、何時も一人だ。

猟は鳥も獲るが主に四足猟、鹿・ウサギ・猪などだ。
その猟には犬が不可欠で、犬と一心同体にならなければ美味く事が運ばない。

といって、犬がこちらに合せてくれる訳ではない。
そこまで犬は賢くは無いので、犬の状態を把握してこちらが合せ、結果に結びつけるのだ。

だがこれは容易な事ではない。
単独猟の難しい所で、全て一人でカバーしなければならず、不可能・・
何処かしらに穴があき、獲物が抜けてしまう。

犬達もそれぞれ特徴があり、それらを加味して判断を下さなければならない。
それには犬達と出来るだけ長い時間を一緒に過ごし、犬の癖を見抜くことだ。

私の犬は名犬ラッシーのような知能は無いからだ(少し古い話かな?)

だが犬はかなりの学習能力がある。
雪山での話をしようか・・・

2月に入り丹沢山は雪が積もっていた。
日当たりの良い道はすぐに溶けるが、一歩日陰山や林に足を踏み入れると銀世界となる。

この時期になると猟場の鹿は獲りつくされたり、保護区に逃げ込まれたりで獲物はなく、ウサギ狩りをやる事が多い。

ウサギは自分のテリトリーを3キロから4キロ四方持ち、他のウサギの侵入を拒むが、盛りが付く2月となると話は別となる。

結構縄張りを行き来し、オシッコで相手を誘う。
このオシッコはオレンジ色で、白い雪の上では良く目立つ色だ・・・続く・・・

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