フランス厨房 ル パスポート

大自然から食材を採取し、全て無添加自家製に徹した料理を作るために、日々奮闘する私の姿です 魚市場や山での出来事を中心に、野趣豊かなフレンチの創作日記です
 
2007/05/06 10:58:22|食と文化
目は口ほどに・・・
恋すれば目は口ほどに物を言い・・・
人の目という物は実に表現が豊かだと思う。

更に眉毛や瞼、口や頬の動きが重なるとこれはもう何百と言う表現になるだろう。
動物などはどうだろうか?

人には白目という部分があり、黒い部分(外人は色がありますが)が見る方向にむいていて、何処を見ているのか想像がつくが、犬などの動物はこの境目がハッキリしない。

一体どっちを向いているのか?
顔の向いている方向で想像は出来るのだが、人ほどははっきりと感じることは出来ない。

私は仕事柄狩猟をするので、猟犬を飼っている。
では犬達の意思表示は如何しているのか?

観察していると、どうやら尻尾が重要な役目を担っているようだ。
大分前の話だが、私の犬が訓練の最中で実猟には使えず、師匠のババ犬で猟をしたことがあった。

この犬、10歳はとうに過ぎ歩くのがヤット!と言う何とも頼りない犬だった。
当然鳴き声も少なく、獲物がいるのだかいないのだか、又探索中で歩いているのだか、ただ帰りの途中なのか、無口で判断出来ない状態の犬だった。

おまけに朝は寝ぼけていて、缶コーヒー一杯を飲まないと山に入らない!と言うババ犬だった。

この犬で猟をする時は、鳴き声で判断するのではなく、尻尾の振り方で判断していた。

猟場につき、タズマ(射手が陣取る場所)に付き、様子を伺っている時などに犬が視野を横切る事がある。

その時の様子を尻尾で判断するのだ。
ユックリユックリと尻尾を振っているときは、獲物の匂いを辿って探索している時。
実際獲物に近ずくとかなり早くなり振り巾も大きくなる。

そして獲物が起き(犬の気配で飛び出す事)ると初めてウオォンとだるそうに鳴く!
そんなことがあり「犬は口ほどに尻尾を振り!」となると判った。

最近の研究では、犬は嬉しい時には尻尾を右から振り始めることが判ったと、ニュースで聞いた。
へーと感心し、自分の犬を観察してみると、なるほど確かに右側から振る事が多い!

長年一緒にいて初めて気がついた事だった・・・続く・・・

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