フランス厨房 ル パスポート

大自然から食材を採取し、全て無添加自家製に徹した料理を作るために、日々奮闘する私の姿です 魚市場や山での出来事を中心に、野趣豊かなフレンチの創作日記です
 
2020/03/14 12:27:20|その他
私の狩猟スタイル・・湘南フレンチ奮闘記・・
今日は雨、コロナウイルスの影響もあり暇!そこで狩猟の話をしたいと思います
狩猟のスタイルは様々で、大勢で山を囲み犬で追い出して撃つ「巻き網猟」や、山を歩き回り飛び出す獲物を撃つ「踏み出し猟」、罠を仕掛ける「罠猟」などがありますが、私は犬と共に獲物を狩る「単独猟」です

犬は勿論猟犬で、推測6歳の雄です
猟場に着くと犬と一緒に山に入りますが、やみくもに歩くのではなく、いそうな場所で獲物の足跡を探します
足跡も、数時間前なのか一日前なのかは肉眼で判断できますが、微妙なところは犬の鼻で判断します

見た目が新しくても、犬が反応しなければ時間が経過したものなのです
足跡だけではなく、風に乗って運ばれる匂いにも反応します
人では嗅ぎ分けられなくても、犬は人の何万倍と鋭く、風に乗る匂いも落ちている毛一本の匂いも見逃さないのです

犬は匂いや気配を感じるとすぐに追跡を開始し、鳴きながら(追い鳴き)えものを追跡します

犬が鳴けば必ず獲物がいる!そう信じてこちらも銃に弾を装填し、犬の後を追います

狩猟をする山は熟知しています、どこに道があり何があるかも・・
そこまで判らなければ、事故につながるからです

犬が向かう先を確認してから、獲物の逃げる方向を判断して、私は先回りをします
犬や獲物のほうがスピードがありますので、先回りと言っても限界があるので、自分の射程距離100メートルの地点が見えるところまで行くのです

そこまでたどり着けば、そこに陣取りジッと獲物が視界に飛び込むのを待ちます
音は一切出せません、獲物は耳が非常に良く小枝一本折れる音も聞き逃さず、逃避路を変えてしまうからです

犬が鳴いていれば必ず獲物がいる!そうです犬を信じてじっと待ち、確認したら引き金に指をかけ、絞り込みます
銃はスコープが乗っていて、覗き込むと十の字の線が見え、その十字の中心に獲物を捕らえます

映画などではよく片目をつぶりスコープを覗き込みますが、あれは間違い
両眼を開き、片方はスコープ内の大きな映像を見、裸眼のほうは周りの景色を見、撃ちます
そうしないと倍率の上がった世界だけで撃つと、レンズ外の景色が見えずに変化を見逃し、事故に繋がるからです

周りの安全を確認しつつ、スコープに獲物を捕らえたら
ヘアートリガー(髪の毛の引き金)とまではいきませんが、チューンナップされた引き金は落ち、ズドーン・・・

引き金を引く前は、距離・上下の角度・風向きなどでG(重力)の計算をしなければなりませんが、瞬時なので感に頼るところもあります

こうして獲るわけですが当たれば、これまた大変な
作業が待っています、先ほど書きましたが、犬と私一人「単独猟」なのですから・・・後編は次回に・・・





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