おやじの趣味

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2018/12/06 21:06:07|おはなし
軽キャンで行く4泊5日の旅 第二章 : 5-2.ふたたび、愛勝自動車へ
第二章 5-2.ふたたび、愛勝自動車へ
 

晋二郎は、寝袋以外に車のケミカル商品を購入し日曜大工センターを後にして、“ちえみ”を送って行く途中のファミリーレストランで2人は夕食をすることにした。

この時も当然、ワン吉は車でお留守番。

ファミリーレストランの席に座るなり、晋二郎が一言。

 『仲田、今日は付き合ってくれてありがとう。晩飯は俺が奢るから好きな物食べていいぞ。』

 『ありがとうございます。ご馳走になります。ちなみに先輩、デザート付けてもいいですか?』

 『いいよ。 好きな物食べてくれよ。』

2人でメニューを見てそれぞれ好きなものを注文することにした。

晋二郎は、この店お勧めのWハンバーグをライス大盛+ドリンクバー付きで注文することにした。

ちえみは、何故か女子からぬ、スタミナ焼セットを晋二郎と同じくご飯大盛+ドリンクバー付きで注文した。

 『デザートは注文しなくていいのか?』

 『メインを食べた後で注文しますから心配なく。』

 『それにしても、お前、何気に凄いの注文するな? ウェイトレスのおねーちゃん間違えるんじゃないか?いつも、そんなに食べてるの?』

“ちえみ”は、晋二郎の質問に“いやいや”をするように大きく手を振って、

 『そんな、訳ないじゃないですか。 女の子同士の場合は、食べれないじゃないですか。だから、こんな時に食べるんですよ。』

『先輩、会社で私が食べてたなんて言わないでくださいね。』

誰が、会社で話すものか。 話したらまるで付き合っているように思われるからと、言う言葉が喉まで出かかったが慌てて飲み込んだ。

 

その後、2人して、ドリンクバーでお茶を取ってきて飲みながら、料理が来るまでの間、旅行の話しをガイドブック+計画書を見ながら話しをしていた。

そんな時に、“ちえみ”から質問が有った。

 『先輩、スケジュール表の1日目には書かれていないんですが買い出しはしなくていいんですか?』

 『あっ、買い出しね!当然いくよ。いつも行くところは安いんだよ。例えば弁当の飯の量が多いからよく利用するんだよ俺んち。』

 『高速に乗る前にここで、お菓子、ジュース、弁当・夜食(たこ焼きお徳用)を購入する予定かな。』

 『今度の車は、電子レンジが装備されているから、弁当買って車の中で温めることできるじゃん。 だから、

ここでまとめ買いしてから行くんだよ。』

 『先輩、頭いいですね。なんか生活上手ですね。』

 『あと、俺からのお願いなんだけど当日は紐靴辞めてくれな。 できればパンプスみたいな靴にしてくれ。 頼む。』

 『なんで紐靴は駄目なんですか?』

 『キャンピングカーだから、全席土足禁止にします。そのつもりでいてください。』

 『じゃー靴は何処に置けばいいんですか? 下駄箱買うんですか?』

 『足元に靴置きを置くからそこに靴を脱いで置けばいいよ。 ¥100‐ショップで売っているから当日までに買っておくよ』

話が、ひと段落した時に丁度注文した料理が運ばれてきたが、晋二郎の予想通りに、注文した料理が

逆に置かれた。

晋二郎は、心の中で、まっ、しょうがないか と舌打ちして“ちえみ”の顔を見た。

それを見ていた、“ちえみ”が晋二郎に向かって、舌を『ペロ』と出して謝った。

その後、2人で料理を交換して食べ始めた。

晋二郎は、ちえみ の食事を見ながら感心することが有った。

 『仲田は、ちゃんと日本人しているんだね。この時代に偉いよ。』

そんな、晋二郎の言葉の意味が分からずに目を“ぱちくり”している“ちえみ”。

お茶を、一口飲んでから、

 『私、変ですか先輩?』

 『いやー、ご飯の時には日本茶飲んでいるからさ。今時珍しいと思ってね。』

 『俺、お茶を飲む人が好きなんだよね。』

そんな、台詞を晋二郎が真顔で言うものだから、“ちえみ”は一瞬をドキッとしてしまった。

そんな、事がありながらも食事が済み、デザートを頼む事にした。

テーブルにセットされているボタンを晋二朗が押しながら、

 『仲田、何にする?決まったか?』

 『私、まだ悩んでいるので先輩先に注文してください。』

悩んでいる、“ちえみ”を横目にウエイトレスのお姉さんがオーダーを取りに来た。

 『お呼びでしょうか。』

 『追加で注文お願いしたいのですが、チョコレート・パフェお願いします。』

 『仲田、決まったか?』

 『じゃー、私は苺パフェでお願いします。』

デザート、注文後、再び旅の話を始める2人。

 『先輩、ほかに何を用意すればいいですか? あと、3連休前に本当に2日有給取るんですね。』

晋二朗は黙って頷いてから、“ちえみ”に向かって、

『用意するものは、替えの洋服・下着・靴下・お金・タオル・歯ブラシ 等が必要かな。』

『ま〜、普通の旅行と同じだよ。』

 『あと、車中泊は何時するんですか? 計画書だと、車中泊するようには読めないんですけど。』

 『車中泊は、2日目と3日目の2日間を考えている。この時は、車中泊前に地元の温泉(健康ランド)で入浴予定だからそのつもりでお願いします。』

 『全日程は45日で初日と4日目がホテルでの宿泊だよ。』

 『はい、分かりました。先輩、車中泊の時は私の着替えを見ないでくださいね。』

 『分かってます。その時は外に煙草を吸いに行きますから。着替えが終わったら携帯に連絡な。』

そう言って、晋二郎がドリンクバーにコーヒーを取りに席を立っていた時にデザートが届いていた様子で、

席に戻った時には既に“ちえみ”が先に食べ始めていた。

そんな“ちえみ”は席に、戻って来た晋二郎を見て、

 『先輩、早く食べないと溶けちゃいますよ。私、手伝ってもいいですよ。』

 『あ、ありがとう 平気だよ。すぐ食べるから。』

 『仲田、苺パフェ美味しいか? 俺、迷ったんだよ、チョコにするか? 苺にするかで。』

 『苺、美味しいですよ。一口食べますか? 食べたら、チョコ少しくださいね。』

 『はいよ!了解。』

そう言いながら、お互いに他人の注文したパフェを食べ始めた。

他の客から見たら、仲の良いカップルに見えていたのか、微笑ましい笑顔でこちらを見ている客がいた。

デザートを食べ終えた2人はお茶を飲みながら、食休みをしてから、店を後にした。

当然、会計は晋二郎が支払った。

 

その後、晋二郎は“ちえみ”を、朝待ち合わせした駅まで送っていった。

本当は、家まで送って行ってもかまわなっかったのだが、ちえみ が駅で良いというので駅で別れることにした。

 『先輩、今日はお疲れ様&ご馳走様でした。 キャンピングカーで行く旅行楽しみですね。』

 『私、寝袋の練習今日から始めますから! じゃ、先輩おやすみなさい。 また、月曜日!』

 『おう、お疲れ様! 気をつけてな! お休み!』

そう言いながら、お互いに手を振って別れた。

この時、晋二郎は自分が女性に対して自然に手を振っていることが不思議に思えた。

以前の晋二郎なら女性に手を振ることなどしなかったからである。



次号に続く☞





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