Campo Arriba 2016 (カンポ・アリーバ) bU5 スペインのムルシア州イエクラの2016年のD.O.ワイン。 ムルシア州には3つのDOがある。多分?。5つかも。フミーリャ、イエクラ、ブーリャスかな。 スペイン南東部のムルシア州の北東に位置し比較的低い山々に囲まれた地域。 気候は地中海性、大陸性、ステップ気候などが混じった夏は乾燥が長く冬は穏やかな気候。 ぶどう畑は標高400m〜800mにあり、土壌は石灰質で表面は砂質で水はけが良い。 ワイナリーはバラオンダ。1850年からの歴史あるワイナリー。 現在のオーナーはガンデラ家の4代目アルフレド氏?、経営管理を勉強した人のようだ。 昔はバルクワインの生産をしていたが新しいプロジェクトを立ち上げ、最新の醸造設備を導入し 現在の優秀なワイナリー「バラオンダ」生まれたのではないかな。 地場の葡萄モナストレル種のポテンシャルを引き出しクオリティーの高いワインを提供。 高級ワインより一般的なワイン造りで楽しいワイン生活をと言った考えのようだ。 多分、庶民の味方。そんなところが家族経営でトップクラスに成長したと言えるのではないかな。 数々の賞を受賞し高い評価も受けている。 モナストレル70%、シラー20%、ガルナッチャ・ティントレラ 10% モナストレルはフランスなどではムールヴェードルと呼ばれ、主にブレンド用ですかね。 同じ種のものでも環境が変われば、性質も変わるでしょう。 それが何世代も続けば、いずれは違った種のものに代わりつつあるのは間違いないかな。 そのポテンシャルを引き出すのは努力であり、土地に対する愛情なのではないかな。 ちょっとだけ科学の力もかります。立派な取り組みですね。 個人の感想 ルビー色。ジューシーで感じのいい甘味のある果実味。 まろやかな酸味、タンニンは非常に飲みやすいかな。 800ぐらい。 このコスパはパーティーにもってこい。ワインをあまり飲んだことのない人でもいい感じかしら。 真っ赤なラベルも際立っている。庶民の味方!!! 「時間こそ最も賢明な相談相手である」 と 古代の政治家?軍人?が言っていた。 いゃ〜、インパクトあるね。そのとおり。何事も時間が選択していると言えるでしょうか。? 何事も前向きに、シンプルで・・・・・穏やかに これからの将来はワインだけではなく気候変動で作物の性質が変わったり 栽培不向きと言った現象が起こる事はありえそうだ。 現在、存在するものは非常に貴重な一品になるかもしれないかな。 未来ではバイオスフェアでのワイン造りが始まり、最良のDNAから最高の管理の下で・・ いわゆるクローン的なもの・・・見分けがつかないかしら・・・ そんな時代が来たら・・・ 今宵はワインを飲みながら未来を考えよう。 ちょっと空想に浸り、やり過ぎぐらいに考えてみましょう。どうかしら。 |