ガンバレ アフリカ! サッカーワールドカップがはじまった。 初戦は、開催国南アとメキシコ、南アはあと一歩で勝ち点3だったが、惜しくもメキシコに引き分けた。
私達夫婦は、日本代表チームの国際試合の時だけテレビの前で応援する「にわかフアン」である。今回は岡田ジャパンだけではなく、アフリカ大陸の諸チームも応援したい。わたしがたまたま小さな同人誌に西アフリカの小国リベリアの女性黒人大統領エレン・ジョンソン・サーリーフの伝記を執筆中のこともあり、わたしたちはアフリカ贔屓である。
6月11日の開会式には、目玉パーフオーマンスとして、サッカーボールを転がす巨大な「フンコロガシ」が登場した。フンコロガシ(甲虫の一種)に違和感を覚えた向きがあるかもしれないが、この虫は古代エジプトでは太陽神と同一視され、生成、再生、創造のシンボルとされ、現代でもアフリカ人の心に共通して宿る守護神である。開会式の[フンコロガシ]には、アフリカが紛争、貧困から抜け出し、一つのアフリカとして未来を切り開くとの願いと意志が込められている。
フンコロガシは、日本語では[聖玉押し黄金虫](ヒジリ タマオシ コガネムシ)と呼ぶ。[スカラベ]のことである。スカラベは昔から装身具の代表的デザインの一つとされている。現代でも広く使われているデザインである。スカラベに翼がついたデザインがあるが、これは新しい生命が翼をもって飛びたつ姿である。 世界が注目する舞台は整った。ガンバレ アフリカ!飛びたてアフリカ!
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