チェチリア工房

ここは、工房という名の音楽室です。音楽は目に見えませんが、必ず何かを創造しています。天井が高く素晴らしい音響が自慢のスペースです。レッスンやコンサート その他、創作活動の発表にご利用ください。
 
2021/09/12 1:55:58|楽曲解説
秋の初めに聴きたい音楽「ミカエラのアリア」
夏が大好きなので、毎年のことながら
秋の入り口のこの頃 ちょっと心が弱くなります
この愁いのある季節に
秋も良いな・・・・と思えるのは
月の景色と 
心を包んでくれる音楽に出逢っている時です

今日はオペラ「カルメン」から
ミカエラのアリアを紹介します。

オペラ「カルメン」はとても、わかり易く
初めてオペラを聴く人でも感動でき
名曲が詰まっているので、何回聴いても
ますます、深みが増してくる作品です。
中でも、ドン・ホセの許嫁のミカエラの歌うアリアは
このオペラのストーリーに感傷的な美しさを与えてくれます。

夜明け前の山の中、密輸業者の隠れ家のある不気味な山中に
ミカエラが現れ
歌われる
叙唱に続いて歌われるアリアの意訳を紹介させて頂きます

もう恐れはしません
役目を果たす覚悟です
だけど、この恐ろしさに心はおののき
一人、荒野を訪ね迷う寂しさにはちきれそうです
神よ、私を守ってください
あの女は、彼をだまし不名誉に陥らせた
夜叉の様に美しい女だという その女に会おう
少しも恐れずに そのおんなの前で言おう
神よ 恐れずに向かう私を助けてください
でも やはり 恐ろしさに心はおののく
神よ 弱い私を守ってください ずっと守ってください

オペラ「カルメン」の曲はどれも、美しい魅力的な曲です。
このミカエラのアリアはその中で
ちょっと違う雰囲気を持つ曲と言えます
ストーリー全体を現実的な展開で進めて行く流れの中で
このアリアが醸しだす雰囲気は
迷いのない まっすぐな思いと信念以外の何者でもありません




 





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