チェチリア工房

ここは、工房という名の音楽室です。音楽は目に見えませんが、必ず何かを創造しています。天井が高く素晴らしい音響が自慢のスペースです。レッスンやコンサート その他、創作活動の発表にご利用ください。
 
2019/07/29 23:46:05|楽曲解説
ワルツ第2番(セカンド・ワルツ)
ワルツ第2番(セカンド・ワルツ)が作曲された1950年代半ばは東西の冷戦状態が緩和の方向へ向いた雪解けの時代だった。
この曲の作曲者はソ連のショスタコヴィチ(写真右)
スターリンの死後、ソ連の最高指導者となったフルシチョフにより、独裁と恐怖の政治の時代は終焉を迎えた。スターリンによる粛清を恐れて中断していた、交響曲の作曲活動も再開された。

セカンドワルツは1956年のソ連映画「第一軍用列車」の為に作曲された映画音楽で、1999年公開のスタンリー・キューブリック監督の「eyes wide shut」では劇中曲として用いられた。

この曲にはクレズマー(クレズメル)の要素が盛り込まれており、半音階的な屈折と長音階・短音階の近藤した独特なメロディである。クレズマーは東欧系ユダヤ人の音楽で、日本の歌謡曲のなかにもこの影響を受けた音楽は多くみられる。(美しき天然やドナドナ)

8月のエスタビエンではショスタコヴィチのセカンド・ワルツがオカリナで演奏される。独特な哀愁と陽気な後根底に流れる哀愁の雰囲気を是非、楽しんでいただきたい


 





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