チェチリア工房

ここは、工房という名の音楽室です。音楽は目に見えませんが、必ず何かを創造しています。天井が高く素晴らしい音響が自慢のスペースです。レッスンやコンサート その他、創作活動の発表にご利用ください。
 
2019/07/28 0:58:59|解説
スカボロフェアー
8月3日のエスタビエン・コンサートで
「スカボロフェアー」がライアーで演奏されます。
今回はその、スカボロフェアーという曲の解説です。

サイモンとガーファンクルのアルバム、
「パセリ・セージ・ローズ」マリー&タイム」に収録され
知られた曲だが、イギリスの伝統的なバラッドで
さかのぼれば1670年頃にその起源が見られる。
18世紀末には現在と同様の歌詞が記録されている。

サイモンとガーファンクルのヴァージョンでは、
アート・ガーファンクルが作曲した「詠唱」を
対位法的に重ねている。
「詠唱」は原題では「Canticle」(頌歌)で
「頌歌」とは、徳や業績、手柄を賛美する歌、または
聖句に節をつけたもの。グレゴリア聖歌をイメージして頂けると、理解し易いかも知れません。

スカボロフェアー(地名スカーバラの市)は
「パセリ・セージ・ローズマリー&タイム」
と言うスパイス売りの呼び声を繰り返しはさみながら
聴き手に以前の恋人に伝言を頼むという形式で書かれている。

例えば
縫い目の無いシャツを作ってくれたり、
乾いた井戸でシャツを洗ったり
海水と波打ち際の間の土地を羊の角で耕して
そこに胡椒の実を蒔いてくれたら・・・
など、不可能な事を成し遂げてくれたら
再び、恋人になるだろう・・・と語っている

旋律は
伝統的なバラッドを研究した書には
現在知られている旋律とは全く違う楽譜が2種類収録されている。
サイモンとガーファンクルの歌った旋律は
1960年のイワン・マッコールとペギー・シーガーによる曲、
The singing Islandに収録されているものに由来する。




 





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