チェチリア工房

ここは、工房という名の音楽室です。音楽は目に見えませんが、必ず何かを創造しています。天井が高く素晴らしい音響が自慢のスペースです。レッスンやコンサート その他、創作活動の発表にご利用ください。
 
2018/10/11 21:14:00|あれこれ
鑑賞の力
音は目に見えない・・・が
心にハッキリとのこる

誰かの心の中に、何があるのか・・・・
それは誰にも見えない
音楽と同じだ

音楽も人の心も
確かなものだ
言葉で言おうとすると
それはそれで、芸術作品になる程の深淵なものだ

言葉はまた、見えないものを
さらに見えないものに置き換える
文字は言葉とイコールではなく
言葉の音の部分は音楽と同じ質のものだ

音の中には音として鳴らない音も含まれる

音楽を鑑賞する時
鑑賞力という能力があるとしたら
一つは 直観の感性
そして、鑑賞を深めてくれる、経験、知識、etc

鑑賞の力として
演奏経験からくる知識がある
自分が経験したことで理解が深まる
卑近な例だが
譜読みの苦労が鑑賞の力になることもある

繰り返し聴くことで、知り尽くす・・・・ということもある

近代になって
鑑賞もまた、変わって来た
経験から得られる事項も知識として誰にも得られる事になった
解説や周辺の事項が手っ取り早く得られ
一つの体験としてあった鑑賞が
そこまで深くもなくゲットできることになった

人々の生活に必要な潤いをもたらした音楽は
もう、そこまで、必要とも思われない位だ

音楽は必要品ではなくて
贅沢品なのかどうか
原点に返って
一番シンプルなリズムに戻ってみる
一番シンプルな呼吸にもどってみる

例えば
ベートーヴェンの月光の
シンプルなリズム
シンプルに深く、
自然で安らぐ呼吸

鑑賞力という力があるとして
力を抜くことがその秘訣だとしたら

この時代の波に もみくちゃにされずに
力をぬいて
自然体で
生きていくことと 同じ・・・・?


 





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