テラの椎間板ヘルニアのリハビリは、おもに家の廊下でしていました。
月日が経ち、歩きが大分快復して後足をあまり引きずらなくなってからは、なるべく外で歩くことを増やしていました。
でもね、これが外だとなかなか歩かない!
散歩に行っても、数分で“シッコ”と“ウンチ”が済んだらあとはその場に座り込んで、道行く人を眺めたり、時にはその場で寝ちゃったりしてね。
歩けない訳ではないのに…
家の中ではガンガン歩いているのに…
それでもなんとか外で歩かせようと四苦八苦しております。
色々な方法を考えてなんとか歩かせているのですが、その色々やっているうちの一つがロングリードを使った方法。
テラにロングリードを付けておいて、歩かなくなったら私がその場からロングリード分、遠ざかってしまうという方法です。

するとね、追いかけて来るのです。
近付いてきたらまた離れるということを繰り返していると、そこそこの距離を歩くことが出来るのです。
狭い廊下を往復しているより、断然気分が良い!

でもこの方法にも問題がありまして…
まず広くて空いているスペースが必要なので、毎日必ず使える方法ではないのよね。
いつも公園へ行ってやっているのですが、公園が混んでいる時は無理ね。
それと致命的なのが、テラがすぐに飽きちゃうこと。

調子よく歩いていたと思ったら、突然座っちゃって風に吹かれ涼んでいたりして…
それでも繰り返すことが必要。
とにかく座り込まれても、めげずに繰り返します。
さあ!テラ!
もう一度やるよ!!
ロングリードをのばし、歩いてテラから離れ、振り向いてテラを見てみると…

まったくやる気無し。
上の写真↑“やる気無しテラ”の部分拡大。↓

歩く気ゼロだね。
分かっているのです。
歩き続けるには、歩き続けたくなるだけの何か魅力が必要だということを。
仕方がない。“奥の手”を出すか。
テラ!
こっちを見てごらん!!

おっ!
反応した!
歩いて来た、来た。

“奥の手”効いているね。
まあ“奥の手”と言っても…

結局“オヤツ”なのですけどね。
あんなに離れた所から、こんな小さいオヤツめがけてせっせと歩いて来るのだから、テラの食べ物に対する執着心は大事な能力だなー。
でも出来ればオヤツ無しで歩いてくれませんかねー。
テラさん。